昨日は住んでいる施設の俳句サークル12月度の例会で9人(出句10人)の参加であった。
今月の兼題は「初霜」、この季語を入れた1句以上と併せ全部でひとり5句を出すルールになっていて、私はこのブログに出したものや、新しく詠んだりして以下の5句を出句した。
①家移り初霜遅し海の街
ある意味当然ながら、此の地では今年未だ霜が降りていない。この条件の中でどう表現するか迷ったが、引っ越して来た神戸の街は大半が海に接して、以前住んでいた大阪・八尾に比べても霜の降りるのが遅く、また冬期に降りる回数も少ないことを詠んだ。
一般に内陸は熱し易く冷え易い、海岸に近いと海水の影響を受けて温度変化は内陸に比べ小さくなる。従って神戸のような街は内陸部に比べて霜の頻度が少ないのが通例となる。
②裏庭の一隅照らし石蕗(つわ)の花
住んでいる施設の庭には石蕗(つわぶき)の花が咲いているが、石蕗は湿った日蔭に植えられていることが多く施設でも咲いている場所は日蔭である。花は黄色で暗い場所ではその周りを照らしているように感じる。

③船旅の揺れ連れ帰り冬に入る
先日船で九州方面を周遊したが、帰宅しても船で揺れた感じがしばらくの間残っていて、特に本を読んで下向きになった時などに突然揺れた感じが甦ることがあった
④終(つい)に棲む地域史学び冬籠り
神戸垂水に越してきて、この辺りの歴史を学ばねばと思い始め図書館で関連図書を借りだしている。

⑤葉に代わり梢(こずえ)に集う寒雀
健康公園では落葉樹からかなり葉が落ち職員さん達が掃除に余念がないが、その葉の落ちた樹に雀が群れてとまっているのが葉の代わりをしているようで面白い風景である。

選評会では
①の句が並選 1人
②の句が並選 1人
⑤の句が特選 1人
という少し残念な結果であった。館内に掲示して貰う三句は②、⑤、①の順とした。
次月の兼題は「新年」に関わる全般の季語である。
◉施設介護棟屋上庭園のキンギョソウ(金魚草)



