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「明治日本はアメリカから何を学んだのか」

小川原正道(おがわらまさみち)著「明治日本はアメリカから何を学んだのか」文春新書刊 を読み終えた。

現在トランプ大統領との日米関係は安全保障上の密接さとは裏腹に経済面では関税問題で大きな課題を抱えている。しかし日本にとって二国間関係でこれ程重要な相手国は他に無いことは云うまでもない。

このような状況に至る日米関係の歴史を大枠で振り返ると私見ながら以下のような経過をたどっていると思われる。

・米国太平洋艦隊ペリー提督の来日に伴う、鎖国の終焉と通商条約締結、

・欧州や米国への留学生派遣、近代化へ向けた米国の各種制度や事情の学習と実行推進、

日露戦争に於ける日米間の協力関係、

・米国の日本移民排斥の激化や日本の対中国政策から来る日米関係の険悪化、

・太平洋戦争の勃発、敗戦、米軍の日本占領、

・戦後の経済成長、経済摩擦、日米同盟etc

といったところだろうか。戦争と云う大きな苦難はあったにせよ太平洋を間に挟み、他に類を見ないほどの重要な二国間関係が理解できる歴史があることがよくわかる。

この本には副題があり『米国留学生と「坂の上の雲」の時代』とあるが、これは上記のような日米関係を俯瞰しながら、特に幕末から明治にかけて自費や官費で米国に留学した人材が明治日本に果たした役割などを論じたものである。

またわざわざ『「坂の上の雲」の時代』と書かれてあるように中でも明治時代の一大画期とも云われる日露戦争に直接、間接に関わった米国への留学生の記述にページが割かれていて、これによって日露戦争勝利に果たした米国関係者や当時の世論の動向も知ることが出来る。

折角なので私自身の覚えの為でもあり日露戦争に関わった主要な米国留学生とその役割りを要約しておく。

これらから見ると国境を越えて他国へ留学するということが長い目で見た場合大きな国益に繋がることがよく理解出来る。

小村寿太郎外務大臣など、日露講和ポーツマス条約締結、

・金子堅太郎ー農商務大臣など、米国大統領・ルーズベルトの友人として米国世論を親日へと広報外交を展開、

高橋是清ー総理大臣など、日銀副総裁として日露戦争の戦費の為の外債募集に奔走、留学当時奴隷として売られたエピソードを持つ、

・栗野慎一郎ー欧米各国の公使歴任、駐露公使として宣戦布告文をロシア政府に提出、

・團琢磨ー三井財閥総帥、留学したMIT (マサチューセッツ工科大学)の人脈を通じた米国世論の親日工作、

秋山真之ー海軍中将、日本海海戦などの連合艦隊作戦計画立案

🔘今日の一句

 

垣根よりかたばみの花迎へ出で

 

🔘垂水区民センター前、これもアジサイ(紫陽花)、今さらながらアジサイにも本当に色々な種類があることがわかって来た。

梅雨に一番ふさわしい色のように思える。

「明治日本はアメリカから何を学んだのか」

 




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