野鳥が餌のひとつとして、桜を含む色々な花の蜜を吸うことは広く知られている。
健康公園では桜が満開を迎えようとしているが、同じ施設に住まわれ野鳥の会に参加されている方から、桜木の下に花びらでなくまるごと桜の花が落ちている箇所があり、これは雀の仕業だと教えられた。
調べて見ると、ヒヨドリやメジロなどはくちばしが長く、長い舌の先が筆先のように幾つにも分かれていて花の蜜をなめやすく、くちばしを花に差し込んで蜜を吸いその際に付着した花粉を運ぶ。
雀はくちばしも短く舌も蜜をしみ込ます構造になっておらず、これを克服するため以下の裏技を編み出したらしい。
花の外側、咢筒(がくとう)と呼ばれる茎の部分を食いちぎり、その部分から蜜をなめて終わると花を落とすことになる。
桜の側から見ると、本来花粉を運んで貰う代わりに提供する蜜を、花粉も運ばず横取りし花も落としてしまうことから「盗蜜」と呼ばれるらしい。
折角桜が満開に近く、散るまで少し間があることから公園を歩く途中、雀の鳴き声を頼りに「盗蜜」をスマホで狙ってみた。
・花のまま落ちている状態、特定の木の下だけに落ちている。
公園の歩経路

施設の庭の裏

・落ちている花の食いちぎられた咢筒。

・ようやく撮れた、桜の花を食いちぎって咥え蜜を吸っている雀四態。



2羽の内、下方の雀

・メジロは雀と違い顔を花に差し込み直接蜜をなめて吸い込む、この時花粉が顔に付着する。

・副産物で撮れた、雀が羽根を拡げず空中を翔ぶ面白い様子。

・雀の憩いのひととき


🔘今日の一句
咲き満ちて雀が盗む花の蜜