昨日は4月1日・エイプリルフール、施設の俳句サークルの4月例会で、欠席もあり10名の参加であった。
今月の兼題は「草餅」、私は兼題の1句を含め今まで詠んだ句を推敲したりして以下の5句を出した。
①税申告済ませ褒美に草の餅
確定申告を税務署に出したことでホッとした帰りに、自分への褒美と思い和菓子屋へ寄ったことを詠んだ。
②「椰子の実」を探して歌ふ春の磯
島崎藤村が作詞した「椰子の実」の歌は広く知られているが、以前タイに駐在した折実際の椰子の木や実を見て手に取り、これが日本に流れ着く可能性があるのかといささかの感慨を覚え、帰国後海岸に出る機会があるとつい探してみるようになった。
(誠に余談ながら、椰子の実は結構重量があり、自然落下して人の頭などに当たると大怪我をする。タイやインドネシアなどのゴルフ場には椰子の木が植わっていることが多いが、注意するよう警告された)
③鳥帰る星座頼りに三千里
最近野鳥の写真を撮るようになり、渡り鳥の内冬を日本で過ごす鳥(冬鳥)は春になると北へ帰ることを学んだ。
その際、鳥は太陽、星座、地磁気を頼りに目的地に向かうらしい。また今まで確認されたなかでは12000kmをノンストップで帰りついた例があるとのこと。
④珈琲に霞溶け入る朝戸風(あさとかぜ)
3月に入り何度か視界が塞がるほどの朝靄・朝霞が住んでる施設を覆った。その際戸を開けるとその水蒸気が素早く部屋に入って来る感じを詠んだ。
⑤菜の花の彼方にのたり茅渟海(ちぬのうみ)
園芸サークルの畑に菜の花が鮮やかな黄色を見せていてその視線の先に青い大阪湾が広がっている情景を詠んだ。
🔘結果は、(出席の各人が並選4句特選1句計5句を選ぶ)
②の句が特選1名、並選3名
③の句が並選2名
④の句が特選1名、並選1名
を選んで貰う上々の結果であり、概ね自己評価に合っているような気がしている。
従って施設内に掲示して貰う3句は②、④、③の順番にした。
🔘私が特選に選んだ句は、
ひと雫レンズで捉ふ花の雨
最近スマホで花や、野鳥、船などを撮っていて共感する部分がある。このひと雫の写真が掲示されているのを見せて貰った。
🔘施設の庭、園芸サークルの畑
辛夷の木、菜の花、チューリップ

