昨日は住んでいる施設、俳句サークルの2月度句会があった。
出席12名、出句のみの方が1名で、計13名から5句ずつが出された。
今月の兼題は「牡蠣」これを一句以上含むことになっている。
私は日頃詠んでこのブログに載せたりしているものなどを推敲して以下の5句を出した。
①堂島に百年舫(もや)ふ牡蠣の舟
大阪堂島川の淀屋橋のたもとに牡蠣料理を出す牡蠣舟が、100年来たった一艘残って営業していることを詠んだ。
②早梅や天神様の御座(おは)す街
垂水区民センターの俳句講座で、早梅という兼題が出され、私の故郷の小学校の通学路にある、天神様と呼んでいた小さな天満宮を思い出しながら詠んだ。
③去年(こぞ)植えし茗荷(みょうが)未だし春近し
園芸サークルで昨年植えた茗荷の根は、一度芽が出たものの冬になり枯れてしまった。春になると再び出てくるのではないかと期待しているのだが。
④蝋梅が微風(かぜ)を誘(いざな)ひ香を託す
住んでいる施設の介護棟屋上にある蝋梅に花が咲いている。去年より勢いが良いような気がして香りも感じられる様子を詠んだ。
香りを風に乗せることをどう表現するか試行錯誤した。
⑤もぐり船海苔採り競ふ須磨の凪
最近の海苔養殖は網で成長した海苔を、船が網の下に潜って網から自動で掻き取る方法が主流になっていて、その船をもぐり船という。
住んでいる場所から比較的近い須磨浦は、海苔養殖が盛んでその船が複数作業している様子を詠んだ。
結果は④の句が特選3名、並選2名、というひとつの句としては今までにない好評価で、その他①の句が並選2名であった。
施設内に掲示する三句は、④、①、⑤の順とした。
私が特選に選んだのは
潮垢離を終えて鬼役追儺式
追儺(ついな)とは悪鬼や疫病を払う行事で、潮垢離(しおごり)は潮水で身を浄めることを云うが、鬼役も寒い中大変だなとその情景が浮かんだ。
🔘施設の庭、水仙が少しだけ咲き始めもうそんな季節かと納得した。


