この週末は高橋さん家の黒糖作りのお手伝いである。去年参加させてもらってすこぶる楽しくて、今年くみこんに田植えを手伝ってもらった時に「今年も万難を排して手伝います」と訴えて実現したのだな。それで某NPOの理事会をサボったのは内緒だ。で、昨日のうちに去年も泊まったホテルまで移動しておいたのである(ちなみにこの辺りの名物に揚足鶏というのがあると聞いたのだけど食べ損ねた)。今年は上の子も入れて3人でね。で、6時に起きて7時開店のマクドで朝食。ヨメサンが「去年はこのあたりが海に近いとは知らなかった」というので、国道より一本海よりの道を走ってみる。で、8時到着。既に現地には人がいて、一人は主任だ。おお一年ぶりですねえ。で、今回高橋さんが最近出した絵本の関係の人が来ていると聞いていたのだけど、一人は出版社の人で、もう一人はノリの良いおねいさんだった(その時は編集さん?と思ったのだけど、あとからその絵本の絵を描いた加藤休ミさんだとわかる)。で、出版社の人は今回の絵本の版元ではなく、次に出すところの人なんだそうな。そして最後の一人がチガヤ倶楽部の人で去年は会わなかった人。ウチの子と同じ年。で、自己紹介などしていると畑のポルシェに乗ってくみこん登場。早速刈りはじめる。今年は去年より成長が良くてサトウキビが太い。地際にハサミ入れても一回で切れなかったり脱葉鎌が入らなかったりして嬉しい悲鳴だ。で、しばらくすると一釜分刈れるので、洗い隊と二釜目を刈る隊に別れる。私とヨメサンは刈り隊で上の子は出版関係の人とくみこんと4人で洗い隊だ。で、ガシガシと刈るわけだが、暑い。もう一枚脱ぎ二枚脱ぎして汗だく。だんだん疲れてきたなーというところでくみこんが一人で畑のポルシェで現れ、ウチの子と他二人が乗ったうちの車はまだ来ないか?という。なんでも二台で山の製糖工場に洗ったサトウキビを運んだはいいが、帰りにはぐれちゃったらしい。えー?とか思っていると遠くに赤い車が走っているのが見えて、良かったー。だが、ウチの車が着いたら上の子曰く、木の枝で車こすったという。見ると助手席側全体に渡ってひっかきキズが走っているじゃないか。がーん。いつもならゴラーっていうところだけど、くみこんとかいるしがまんがまん。まあ、やるんじゃないかと思って送り出したところもあったので比較的冷静でいられたオレだ。で、二釜目を運ぶことになり今度は私が助手席、主任と出版社の人が荷台に乗っていく。で、運転するくみこんから、実はサトウキビを絞る機械が壊れていて、今日までに直してもらえるという話だったけど、今朝はまだ直っておらず明日ちゃんと製糖できるかどうかわからないという話を聞く。えええ?くみこんの顔を見ると、なんか深刻そうな様子が読み取れるのだけど、私はというとその深刻さがいかほどか今一つよくわからない。まあそうはいってもなんとかなるんじゃないの?とか思っている。そうかこれが正常化バイアスか、と思うのも一瞬で、そのままお昼ご飯の時間になだれ込むうち忘れてしまう。お昼は高橋さん家のお母さんに甘えちゃって、もう美味い美味いって食べちゃうのね。で、午後は全員であと軽トラもう一台分のサトウキビを洗う。8人いるので早い早い。3時過ぎに全部できちゃった。去年よりずいぶん早いぜ、と思ったけど、考えてみたらスタートも一時間早いのであった。なんでこんなに早いのかというと、くみこんと加藤さんが隣町のオシャレ本屋で、絵本のトークイベントをするからなのだな。で、私らはまだ明るいので、ヨメサンと上の子のリクエストにより海を目指すことに。なんか探していると西のほうに海浜公園があって磯に降りられるっぽい。ので、車を走らせてちょうど潮の引いた潮間帯でイソギンチャクとかヒザラガイとかカニダマシとか堪能する。日が落ちてくるので終了。が、どうもこの磯、トークイベントの会場のすぐ近くだそうなので、せっかくなので聞きにいこうか、となる。会場の読X舎に行くのには堤防沿いの極細の道を行かねばならず神経使うもののなんとかそれっぽいところについて、周りが真っ暗な中一軒明りのついているお店っぽい建物があるので、車を停めて「ここは読X舎でしょうか?」と尋ねたらば、それはお隣、と言われて、さらに車を置いていっていいよ、とも言われて恐縮するもありがたく置かせてもらい隣の建物に。そしたらなんかセンスのよさげな若者でいっぱいなの。そこに作業着やら長靴やらで現れるウチの三人である。くみこんと加藤さんはさすがにキレイにしておられる。っていうか、加藤さんは着替えると芸術家っぽさ全開で、特に上の子が昼間の姿とのギャップの大きさに感じ入っていた。いやそれに比べるとウチら三人は、ばちがいー。だけど、今回のトークイベントの主役である絵本は、黒糖作りがテーマであって、その作業をさっきまで行っていた我々はそんなに場違いというわけでもないか、と思い直す。で、イベントはとっても面白くって、特に加藤さんってクレヨンとクレパスで絵を描くのだけど、それを実演してくれて、いやもうムチャクチャ面白かった。で、お二人はその後もお客さんとお喋りということで、我が家はイベントが終わったところでお別れして、近くのご飯やさんで晩ご飯食べる。で、ここでいろいろググって、加藤さんが有名な方だと知る。ほへー。知らんかったらただのノリのよいおねいさんですよ。それにしても、ウチもたいがい絵本読む家だったのにどうして知らないんだろう?と思ったところ、どうもウチの子が絵本を卒業した頃から活躍されはじめたようだ。つうことで21時過ぎにホテル帰着。明日もあるのでとっとと寝る。