後期の授業開始を目前にしたこの時期にやって来るのが前期の成績への問い合わせ。私の場合、オンデマンド講義では各回の視聴確認にウェブで小テストをやっていて、その点数の合計で評価のほとんどが決まるようになっている。だけど、まあこれだと講義動画見ずに小テストだけ受ける人が現れるのは必定である。で、そういう人を防ぐのに血道を上げるのは何か問題の本質を捉えそこなっているように思うので、授業の中では「そういうことはやろうと思えばできるけど、やっても仕方ないですよ。高い学費を払っているんだからそれに見合うものを授業から得られるようにするのが本来のあり方ですよ」と訴えるだけである。まあ聞いてくれない人は聞いてくれないのだが、それは仕方ない。人は自由だ。なのだけど、15回の中で何回か予告なく簡単な課題を出すようにもしていて、講義動画を見てなかったり見てても流し見だけだったりする人は成績評価上若干不利になるようにはしている。まあ、それはともかく、成績の8割が決まる小テストの結果については、期間が終われば各受講生に対して公表していて、その点数を成績評価上の点数に換算する方法についても開示しているので、各受講生は自分が単位が取れたかどうか自分で判断できるようにしているのだな。で、そのことも事あるたびに説明している。ここまでやれば、成績に疑義が生じることはないはずで問い合わせも無くせるはず、と思うのは甘いのである。聞いてくれない人は聞いてくれない。点数が開示されていると思っていなかったり、小テストの点数を成績に換算する方法を誤解していたりして、疑問を感じるケースがあるっぽい。ので、問い合わせが来れば説明をしなくてはならない。が、オレももうベテランである。成績評価は機械的に行っていて、つうことは点数の根拠を説明する文も自動で作っているのだ。誰から問い合わせが来てもその文をコピペして回答すれば良いわけだな。と、ここまでの内容については、これまでもこの日記で何度か書いてきたことである。が、なんか今年は問い合わせがいつもより多いのですよ。で、そうかこれも教育の機会である、ということに気が着いたので、コピペに加えて、問い合わせにいたる認識には誤解が存在していて、ちゃんと話を聞いていれば、そんな誤解は生じなかっただろう事を説明する文章を書いていたら、大変に時間がかかった。一人一人に合わせた文章を書かなければならないからね。