睡眠時無呼吸症候群なのでマウスピースをつけているのだけど一年ほど前に歯が折れてハマらなくなったので作り直しと相成った。で、とれない予約を待って待ってやっと新しいのを手に入れたのが去年の年末だ。とはいえ待てば海路の日和ありで、担当してくれた先生と仲よくなって、本にサインなんかしちゃったりして、かつその先生は日本でも数少ない睡眠時無呼吸症候群用マウスピースを専門とされる方であって、よく考えれば私も日本にわずかしかいないクモ研究者であるから、希少X希少ですごいことになっとるな、と思っていたわけだ。で、新しいマウスピースをつけてみて、おかしなところがないかどうかのアフターケアが今日。なんせ予約が取れないから半年近くもかかるわけ。でもまあ、私としては仲よくなった先生なので、再会を楽しみにしていたわけよ。つうことで朝9時に隣町の病院まで行って、呼び出されてみると、なんか知らない若い女医さんが出てきて、どうですか?とか聞かれるの。がーんオレの先生はもういないのか。確かに、なんか週に何回かだけ遠くから来ているみたいな話をしてはったし、もうやめちゃったのか……ショック……いや、一応マウスピースで息が止まるのは抑えられている、とヨメサンは言うのだけど、一方で、一個目のマウスピースではいびきも止まっていたところ新しいのではいびきはイマイチ止まってないとヨメサンが言うので、ひょっとして下顎を出す程度が若干弱いんじゃないか?と思っていてそれを相談しようと思っていたのだな。専門の先生だし。まあでもおられないなら仕方ないので若い先生に聞いてみたらマウスピースをはめた前後で顎を触られ、「確かにほとんど出てないですね」という。えー?じゃあこれ、もっと出してもらうとかしたほうが良いんですか?と聞いたらば「私は言われたように作るだけだから聞かれてもわからない」とかおっしゃる。何その木で鼻を括ったような…うえーん前の先生をオレに返してくれよう。と泣くわけにも行かないので、「じゃあどうすればいいんでしょう」と粘ると、これで良いかどうか睡眠時無呼吸症候群の検査をしてもらってこい、と言われる。面倒くさいけど仕方ないか。っていうか、前の先生は「患者さんの不安を取ろうと話題作りのために個人的なことも聞いて、カルテに書いてるんですよ」とかおっしゃっていて、確かに私のカルテには「蜘蛛の研究者」とか書いてあったわけで、やっぱそういうお医者さんって嬉しいよなあ、と。うえーん返してくれよう。