「未来を生きるすべての人の 教養の生態学」、Amazonの倉庫にブツが入っているようなので、ならばと帰りに丸善によってみたら、つま先立ちになってやっと届く、棚の高いところに一冊だけ置いてあった。これではいけない、と思いながら帰宅しているとウチの近くでヨメサンが自転車で後ろからやってくる。見るとたくさん荷物があって、来週行われる選挙のポスターとかできたので持って帰ってきたという。あれ?それって明日車で取りに行くんじゃなかったっけ?というと、印刷屋に用事があって今日も出かけたらできてるって言うから、重いけど電車で持って帰ってきた、とのたまう。確かに、小さな段ボールにポスターが100枚入っていて、他にもたすきとかあるのに、これを人力で持って帰るなんてようやるわ。けど、これで明日取りに行かなくてすむから楽になるのよ。電車が混んでて持ってる時は腕ぷるぷるしたけどね、とかいう。まあともあれ大変だったねでもすごいね、と言いながら帰宅。するうち、ヨメサンは選挙期間中晩ご飯用のおかずを毎日お願いしている馴染みの中華屋さんに、その相談に行くんだ、といって出かけて行った。忙しいことだなあ。まあでもこれも4年に一度だし頑張れ、とか一人思っていると間髪を入れず上の子が帰ってくる。あれ?母ちゃんとすれ違わなかった?っていったら「大きな声で名前呼ばれて恥ずかしかった」と。あー、母ちゃん今テンション高いんだよ。ほら見てこんなたくさんの荷物を手で持って帰ってきたところでアドレナリン出てるんだきっと、とか言いながら、なぜかかかってなかった庭に続く大窓の鍵を閉める私だ。なんでここ開いてるんだろ?と、するうち今度は上の子が用事で出かけて行ってまた私は一人だ。いや、正しくはニャーちゃんがいる。彼女ったら急に興奮して家の中を走り出すのである。おいおいどうした?と思うと外からウニャーンというネコの声。なんか2匹が剣呑な雰囲気を醸し出しているようで、それに反応してニャーちゃんが駆けずり回るわけだが、、、、あれ?ウチにはもう一人チビちゃんがいるのだが、彼の姿が見えない、、、、って、ここで大窓の鍵が開いていた理由に思い当たる私である。ヨメサンは油断するとすぐにネコを庭に出すのであって(家飼いネコの福利厚生らしい)、これはきっとチビちゃんを出してそのまま忘れて中華屋さんに出かけて行ったに違いない!!わあこれは確かめにオレも外に出なければ、と思うのだけど、そのために窓を開けようものなら興奮したニャーちゃんまで飛び出しかねないので、出るにも出られない。くっそーヨメサンめ。イヤ待て落ち着け、ヨメサンだってそんな間抜けとは限らないではないか。これはまずは穏便な方法で確認を、と思ってヨメサンをFaceTimeで呼び出してみたら、食卓の上で響く着信の音である。くっそーiPhoneくらい持って行け!イヤ待てにわかには信じられない。この音はiPhoneからではなくMacからかもしれないではないか。ということで深呼吸してもう一度呼び出したら、やっぱり音がする!で、音の方向を見たら、iPhoneがあった!!だめだあ。ということでしばし煩悶するうちニャーちゃんが高窓の上に飛び乗って、外を見ている。あの場所なら大窓を開けたときに飛んできても、その前に閉めることができるぞ、よし!と意を決して外に出て、ネコがいると思しき暗闇のほうに進んでみると、なんか一匹の三毛猫が塀を飛び越えて逃げて行った。へー。で、残された暗闇に「チビちゃん?」って呼びかけてみると、黒い塊がのそっと現れたよ!やっぱり忘れられてたのか。っていうか、チビちゃんはノラネコから我が家を守ってたんだね。えらかったね。ということで回収に成功しました、という話。いやー、ネコたちは威嚇しあうだけで、物理的なケンカまでは至ってなかった様子なのでよかったけど、うっかり追っかけ回しとかになって、家から離れて迷子にならなくて良かったよ。