鬱々たる日々に、今日は1点の清涼剤なのだ。高橋くみこんがミシマ社刊の新著の販促で恵文社でトークイベントをするのである。もうそれオレ絶対行くわけで、ずっと前から楽しみで楽しみで。普通木曜日は車でいくのだけど、今日は夕方に一乗寺に行くわけで電車で通勤。それが今日は一日雨である。風も強い。なんということだ。まあしゃあないので下半身ずぶ濡れになりながら大学に。英語で科学記事読む授業して、あとは、月初めの余裕を使って、ほったらかしている原稿の改訂作業。まだしばらく時間はあるとは言え、1ヶ月半ほったらかしているのはさすがにまずい気がしてきた。で、夕方になるのでいそいそお出かけ。どう行こうかなあと思うわけ。206で東大路を高野まで上がるか、はたまた京阪と叡電繋いで一乗寺まで行くかだが、大混雑になる206に乗るのは愚策、と思って電車で行こうと外に出たわけだが、なんか雨じゃん。脚もだるいし、と女坂を降りたところで、206がもうすぐそこにいることに気がつき、円山公園超えたら座れるだろう、と思って急遽バス停に向かったら、バスは空いてた。ラッキーと思うわけ。けど、バスのほうが電車より時間がかかる。まあ間に合うだろうとは思うが、そんななかバス停にとまっても前のバスが乗り降りに手間取って、こちらの車両が待たされるとイライラするわね。で、見ると、先発の206だった。ははーんそれでこっちは空いているのか。じゃあやむを得ないわね。とかいううちに高野。ついたら土砂降り。くうこんなことなら電車にしておけば。高野から恵文社までの方が一乗寺からより距離があるのですよ。やむない。だけど朝と違って風がないのでそれほど濡れなかった。風が悪いのか。で、到着。恵文社来るのは5年前の自分のトークショーの時以来じゃん。と、ホシノさんがいる!珍しい。関西での販促の時は京都オフィスの人が対応するのだと思ってたので意外。でも、会えてうれしい。もうこれだけで来て良かった。とかするうちに高橋さん登場。わあ久しぶりですねえお元気ですか。って、直接会うのは、前作の販促のトークショーの時に読んでもらって以来だからねえ。その後、いろいろメッセや物のやり取りはあっても、会うのは久しぶり。で、私は今日はお客様だからみなさんの邪魔にならないように席でおとなしく座ってるの。ショーは面白かった。もう一人の話しての能楽師の有松僚一さんの話のさばきというか司会っぷりが素晴らしくって、自分がやった時のていたらくを恥じましたよ。話の内容は、やっぱり一流の人の話は個別の話でも、なんかメタな部分があって、こっちの中にぐいぐい入ってきて面白い。で、ぱーっと妄想が広がっちゃって、気がつくと話が先に行ってて、ついていけなくなったり。あと、有松さんが能の一部をうたってくれたのだけど、すごかった。生だから当然会場が震えるだろうとは思ってたけど、予想を超えて震えていたし、有松さん自身がそれまでの穏やかなトークとは一変して別人のように大きく見えて、フリーザの第X形態みたいだ!って思ったり。で、終わって、うれしいことに打ち上げにも混じらさせてもらって、さらに細かいお話を聞かせてもらう。夢のような時間。ありがたかった。当然のように終電を乗り過ごし、四条方面に向かうホシノさんと高橋さんとタクシーに乗って、これからの夏の農作業とかどうすべえ、とか話しながら帰ってくる。久しぶりにタクシー帰りだったけど8400円もした。昔は6000円弱だったと思うけど、これがインフレか。うっかり終電も逃せなくなってるじゃん。