去年からもらっている科研は造網行動を詳しく見てやろうというもの。で、去年はギンメッキを使って撮影に成功したのであるが、その結果を春に学会で発表したところ、対象種はギンメッキみたいな変なクモじゃなくて、もっと典型的な網のクモの方が良いのでは?という御意見をいただき、それはまことにもっともで私としてもその計画は温めていたわけなので、今年は素のゴミグモの撮影をしようと思っているわけ。で、こないだ1個体取ってきてトライしたら簡単に撮影成功。じゃあ数を増やしたいわね。ところが問題はゴミグモはこのあたりだとうすーくしかいない。散発的にいろんなところで見かけるものの、いざ、採集しようと思った時に、ここに行けば確実にとれる、ってところが思いつかないのだな。今日もジョシュブローリンたるヨメサンにつきあってもらって、ギンメッキの採集ポイントに行って見るもののボウズ。困ったなあ、と思っているとヨメサンが某所に行け、とおっしゃるわけだ。で、私はその某所のことをも少し離れた別の場所だと解釈して、そこに車で向かうわけだが、その途中でヨメサンが「ここで止めろ」というわけね。はっ!!確かに、この近くで昔わんさか張ってるのを見たことを思い出してきたぞ。ゴミグモはうすーくしかいない、って思い込んでたけどウソだった。ここにはたくさんいたわ、ということを思い出す。まあたくさんといっても、これまで採集に使っていた稲佐山とか城山湖とかに比べると全然少ないのだけど(それで、うすーくしかいない、という記憶の仕方をしていた)、1個体撮影すると万の単位でデータが手に入る今回は4-5個体あればとりあえずいけるのでここで十分だ。考えてみれば最初に成功した1個体も、役場の近くでヨメサンに見つけてもらった個体だった。げに嬉しきはゴミグモを識別できるヨメサン。