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犬文字

造網行動撮影用の自宅ラボを設営してしばらくたつ。この間ずっとギンメッキをターゲットにしているのだけど一向に網を張ってくれない。ギンメッキで一度ワークフローを確定しようと思っているのに、言っている間にもう5月も終盤じゃないか。今年はゴミグモの造網も撮りたいと思っているのであって、うかうかしているとシーズンが終わってしまう。ということで、見切り発車で昨日ゴミグモをケースに入れてみた。そしたら朝ちゃんと張ってるのよ。さすがゴミグモはこのケースの中でも平気で張ってくれる子。で、動画を見てみると、最初の枠糸建築の部分が少し欠けているものの、途中からはきちんと撮れている。やったね。つうことで、2TBのSSDが満タン。今日も撮影するには、中身を研究室のHDDに移さなきゃならない。幸い今日は授業なので、ウキウキお出かけ。大きなモニターで動画をチェックすると、さすがゴミグモはギンメッキより大きいので脚の動きもきれいに写っている。これはDeepLabCutで脚までおさえられるかも。わーい。と、ここで問題はできあがった網の写真をどうやって撮るか、だ。去年研究室で撮影した時は、長崎時代愛用している網撮影用のスタンドが横にあるのですぐに写真もゲットできたのだが、このスタンド、1.8m長さの大きな箱で、光が中に入ってこないように遮断しつつ、長軸方向に一つ穴が開いているものだ。で、網をこの穴の前において、側面から網に照明を当てて撮影をする。クモの網を構成する糸はエサに発見されにくくするため光をあまり反射しないようになっていて、写真を撮るには長時間露光が必要になる。なのだけど、普通に撮ったら背景が白く飛んじゃうので、そうならないようにするための仕組みが長い箱なのだな。こうすることで遠くの背景にはわずかな光しか当たらないようにすることができて、長時間露光でクモ糸だけを浮かび上がらせることができる、という寸法だ。ここで問題なのは、自宅ラボには、そんな巨大なただの箱を置くスペースがないことである。そこでいろいろ頭を捻って、要は背景が光らなきゃ良いわけだから、何か反射率が極めて低いものを背景におけばいいじゃん?というアイデアを思いつく。で、調べてみたら、無反射布というのがあるじゃないか。なんと布に当たる光の99.9%を吸収して跳ね返さないという。ということで、もうこれしかない、と思っておいたのである。ついにこれを使う時が来たわけだ。と、ドキドキしながら製品を開封してみると、確かにこれは黒いわ。99.9%はだてじゃない。とはいえ、この布を背景におくだけで網の写真が撮れるのか、99.9%という数字だけから判断する能力はないわけで、やってみるしかない。と、結果、大成功。すごい。長崎時代ずっと使っていた巨大なただの箱。必要だと思っていたけど正直空間を食うので持て余していた面もあったのだが、この布を使えばもういらないじゃん。ってか、もっと前に知っていれば良かった。。。ともかく、これで自宅ラボのワークフローも完成で万歳である。で、うれしくなって、自慢しようとこの件についてツイートしたのである。そしたら、「土の中の美しい生き物たち」のジークさんから、商品名が間違ってる、と教えてもらう。私、てっきり「だいこくもん」っていう商品だと思って大黒門って書いていたのだけど、正しくは太黒門と書いて「たいこくもん」だった。この品を持って帰ってきた時に、ヨメサンがだいこくもんだいこくもん、って連呼してたので、てっきりそうだと思い込んでたよ!




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