今年はマルゴミグモのデータも取るのだけど、それだけじゃギンメッキやギンナガでやったことをマルゴミで繰り返すだけの、いわゆる銅鉄研究になるわけでつまんない。ので、これまでやったことのないタイプの観察もする。こういう新しいことをやる相手としては、やはり勝手知ったるやりやすいギンメッキ様だ。で、何をやるかというと、このクモのメスは生涯に1オスとしか交接できないにも関わらず、あてがわれたオスとほぼ間違いなく交接してしまう。たった1度の機会なのに、選り好みしなくて良いわけ?って思うでしょ。で、なぜそうなるかと考えて、まあそりゃあ選り好みするにはあてがわれたオスを拒絶しなきゃいけないわけだけど、もしそんなことして次のオスが来なかったらあかんからだろうなあ、と思うわけよ。と、いうことは、もし選り好みできる機会があれば、例えば2個体のオスから同時に求愛を受けていれば、選り好みとかするのかしら?もしくは1オスとだけ交接するのじゃなくて、両方と交接したりするのかしら?とか想像が進むのね。で、今回はメスに同時に2オスをあてがってみよう、という実験なのだな。で、1週間ほど準備して、今日が最初のトライ。結果は両オスと1回ずつ交接して、交尾器が破壊されておしまい。へー、そうなるんだ。で、これ何回くらい繰り返せば何か言えるデータになるだろうかしら?20じゃ足らないかなあ。と、まあとにかく、この手順でデータを取れることがわかったので満足。午後から、補充のクモをヨメサンと取りに行って、ついでにコーヒー豆を買いに行ったらそこで土砂降りの雨が降ってきて、困ったなあ実験終わったクモを森に返そうと思ってるのにこの雨じゃ。取りあえず現地まで行くか、と車を走らせてると、ついた頃には雨が止んでいて、ああオレの天候調整能力は健在なり、と思うわけよ。