今回私にお役目はないけれど、畑ゼミの受講生が知り合いの高校生を連れてくるから、個人的にざっくばらんな話をしてくれとの事。お仕着せの説明会を越えて説明を聞きに来る、というのは、大変好ましい。たまたま出くわした同僚教員と一緒に応対。
ウチにはAOだけで人をとる少人数のコースがあって(私も関わっている。まだ設置されてから少ししか経っていない。畑ゼミはそのコース向け)、そこを受けようと思っているとの事。で、そのコースはちょっと変わっていて、文系マスプロ大学によくある形の適当に授業受けてお茶を濁しながら卒業するというのがやりにくい。だからよっぽど自分をしっかり持ってないと潰れるよ、という話の流れになった(主に同僚氏の論調に引っ張られた)。そういう強い何かがないのだったら既存の学部に行った方が良いよ、と。教員としては、なんでもいいからドンドン受験してほしい気持ちも正直あるけど、それは奴隷商人の心性と紙一重。営業の論理なんて足蹴にして、本当の事を喋るのが務めだわね。
高校生からしたら、予想せずネガティブな事を言われてビックリしたかもしれない。でも、こういうのを乗り越えて受けてくれる人なら潰れない可能性大なので、不幸な事態を避けるには良い方法だと位置づけられよう。お互いのためなんだよ。
で、私はといえば、そういえば昔はこういう雰囲気の話ってよくしてたなあ、あれはなんだったっけ?と考えて、「そうだ。ポスドク時代の終わり頃、別の大学から院試を受けに来る学生たちに、似たようなネギーな態度で接してたんだ」と思い出した。状況は違えど、抱えている問題の出で来る構造はよく似ているから。