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読書三昧

橋本治の「日本の行く道」を読んだ。大量生産のために要る要らないに関わらずものを作ってしまい、それを片づけるために消費を創出する事で回っていく今の経済システムのおかしさについて語り、それに対して、一度60年代に戻ってもう一度道を選び直そうよ、という本。地球温暖化も防げるし、という。しばらく前に、「温暖化対策のために少々の不便は受け入れる」という人が少なからずいるという新聞記事があったが、60年代くらいの不便さ、というのは割と受け入れられやすいところなのかなと思ったりする。かくいう私も講義の中で「60年代の生活に戻れば消費エネルギーは今の半分」とか言ってみたりする事もある。

それはともかく、この本の話の運びというのが、橋本治節炸裂というか、もうなんか豪胆すぎるというか、理屈にも何もなってないというか。でも、ポイントはちゃんとついているという。こういう事ができるのが作家というタイプの人の持つ才能なんでしょうか。あと、執拗に正しい問いの立て方に拘っているのが印象的。

平山廉の「カメのきた道」を読んだ。化石を中心にカメ類の進化について概括した本。私のような生態屋は現生種の話とか化石種でも生活の話をもっと知りたいとか思うのだけど、それは贅沢というもので、そうでなくても十分面白い。それに最新の知見が簡単に分かってありがたい。




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