仕事が夜勤なもので前日たっぷり寝て起きたのが夕方。試験は13:30~なので、1度寝ておきたいですが、正直諦めて「気力との勝負かな・・・」と開き直ってました。予想外に夜2時間寝れて、朝一のバスで出発。会場近くのネットカフェに入って漫画読んで過ごしていました。会場で最後の勉強してる人も多かったですが、私は今更詰め込んでも仕方無いという心境です。建設業経理士の時は最後まで粘っていましたけどね。
会場の大学には1時間30分前ぐらいに到着。ちょっと早く来すぎましたがネカフェの3時間パックの時間に合わせたので。当日はぽかぽか陽気の晴天で、キャンパスを散歩しているといい感じに目が覚めてきました。その後天文台にある一番高いところのベンチに座って時間近くまでのんびり日光浴。以前夜勤明けに日光浴びて寝れなくなった話をしましたが、それをいい方に利用できました。試験中も最低限の集中力は保てたと思います。
ただ、終わった後の反動はきつかったので常用できる作戦ではないですね。大学には制服姿の高校生が結構来ていたので、入試関連のイベントでもあったのでしょう。最初彼らを見て、簿記の受験生かと思って、「あれだけ勉強頑張ったけど考えてみれば簿記2級なんて商業高校生が受けるレベルだよなぁ」なんてアラサーの自分を卑下してしまいました。会場には10代は少なくて、平均年齢は30歳ぐらいでしょうか。
13:30になり、説明事項が始まりました。会場の広さの割に試験監督員が多かったです。10人近くいました。私は相変わらずポケットティッシュを出していましたが特に注意は無し。説明が終わったところで、1分後(13:42~)に開始します。と宣言されました。なんとなくキリよく14:00頃に始まるのかと思っていたので、びっくりしました。遅刻で受験できるのは開始後30分までなので、14:10ぐらいがデッドラインになりますね。
最初に解答用紙に名前書いた時に第3問が連結精算表な事は確認しました。その時は子会社も1つだけだしまぁなんとかなるだろうと楽観していましたが・・・
普通に第1問仕訳から解き始めました。順番については色々言われていますが、第3問を最後にして、第2問は時間かかりそうだったら後回しぐらいでいいと思います。仕訳は10分ほどで終了。随分簡単でしたが、備品が研究費になるのと資本金1/4ルールぐらいが落としどころでしょうか。
第2問は穴埋めの理論問題。この形式は初めて見ましたが、問題自体は簡単で時間が取られないので当たりでした。
第3問は当然スルーし、第4問の工業に。これも解答欄見た時に仕訳であろうことは気付いていました。簡単でしたが、簡単過ぎる弊害というか、材料費や間接費を仕掛品に配賦する処理や配賦差異が無かったので、(練習問題ではほぼ確実にその工程があった)逆に戸惑った面もありました。
第5問は組別総合原価。得意分野かつ問題自体も易しかったので問題ありませんが、資料がちょっとごちゃごちゃしていましたね。ここは見直しでも何度も確認しました。
相変わらず時計を持ってきておらず会場にも無かったので時間が分かりませんでしたが、ここまで1時間は経っていないだろうという感触。いよいよ第3問に取り掛かりました。ただ、問題文を読んでいくとこれは尋常ではないな、と気付きました。聞いた事も無いような処理が入っていて、そもそもの処理もよく分からないのに「適切な科目への振り替え処理を行う」とか言われても全く見当もつかず。
やっている内にあまりにも分からず「あぁ、これは80点中70点取る試験なんだな」と割り切りの心境になってきました。一応そこそこ埋めはしましたが、どうせ配点が来るところは間違っている(商品やら売り上げ原価やら)か未回答なので、意味の無い"埋め"だという事は分かっていました。かろうじて”のれんorのれん償却"と"土地"、"売掛金"or"買掛金"で6点取れれば上々といったところです。
第3問は30分程度で早々に切り上げ、見直しに入りました。第3問以外は簡単ではありましたが、事前にやった151回の過去問で工業が取れず落ちたパターンがあったので、絶対他は満点取る気持ちでしっかり何度も見直しました。と言っても仕訳の第1問と第4問、理論問題の第2問は見直すにも限度があり、実際は計算の入った第5問に時間を費やしました。
「残り10分です。これより終了まで退出を禁じます」とのアナウンスが入ったあたりは第5問も流石に大丈夫だろうという事で連結に戻りました。一応、連結間での取引、債権債務、利益損失を消すという原則は分かっていたので、それに沿ってどうにか辻褄を合わせるように頑張りましたが、納得のいく解答は出てこず。多分駄目でしょう。
試験が終わって、バスに乗っての帰り道で解答速報やネットの反応をチェック。この時点で第2問が1つミスしたことが分かりました。ただ、それ以外は全部出来ていそうなので、どうにか78/80は取れて合格になりそうです。
バスの時間の関係で帰ってきたのは18時過ぎ。シャワーを浴びる気力も無く倒れるように眠りました。6時間ほど寝て目が覚め、ベッドでそのまま音楽聞いていたら更に2時間ほど睡眠。未練たらしくまた寝たまま音楽聞いていたら次は7時間ほど寝てました。3度寝でこれだけ眠れるパターンは初めてでした。
さて、今回の試験の講評ですが、やはり第3問の連結が焦点になりますね。この153回は今後の簿記2級の方向性を見る上で重要な回だと書きました。
前々回炎上したにも関わらず今回このような問題が来た事は、日商の
”簿記2級はこれで行く!”
という強い意志表明だと言えましょう。合格率も20%程度に抑えると。ただでさえ少子化で受験者が減っている上に簿記2級合格者の内1級まで行く人は少ない。そして新設した簿記初級と原価計算初級は受験者数的には爆死しています。財政的にもなるべく2級で足踏みして受験料を収めて欲しいのでしょうね。
ただ、受験者としてこのような出題をされたら80点中70点の試験と割り切らざるを得なくなります。学習のコストパフォーマンスが合わないのですね。今回のような連結はのれん+単純な相殺という最低限の事が出来れば4~6点は取れるでしょう。ただ、それ以上になると指数的に難易度が上がって、10点そこそこを取ろうと思うと、とても現在の問題集では対策出来るレベルではありません。明らかに2級レベル以上の学習をするか、よほど地頭の良い人が勘を働かせながらやるぐらいでないと。で、標準より明らかに高いレベルの人が満点近く取れて、最低限のレベルの人とそこそこ頑張った人、結構出来る人が一緒くたに6点前後になります。10~14点という連結以外の第3問では中央値になりそうな点数が逆に全く出ない状態になります。さすがにバランスどうなんだ?と思わざるを得ません。
一応、提案としては2×10点の配点を見直して、1×10+2×5点で配点箇所を多くします。そして売上原価や非支配株主持分というような難易度の高い箇所には2点を配賦し、単純な取引や債権債務の相殺で1点を散りばめるような構成にしたらどうかと。そこそこ頑張った人がそこそこ報われるようになってほしいですね。
合格発表は来月なので、一応ご報告します。まぁ受かってはいるでしょうが正直釈然としない試験でした。
最後に勉強時間は職業訓練校で3級範囲を45時間、2級範囲を200時間。その後3か月の自主勉強で商業11時間、工業15時間、模擬試験15回分23時間、過去問4回分5時間40分。合計で訓練校で250+自習55時間の約300時間でした。