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前立腺がん精密検査 結果説明の前に

明日の10時にこれまでの検査結果の説明を予定している。その前に頭の整理をしておく。

検査結果の可能性として以下が考えられる。
(1)がんの兆候は見つからず、前立腺肥大との診断
(2)がんの兆候は見つからず、診断できず→生検不要、監視
(3)がんの兆候は見つからず、診断できず→生検推奨
(4)がんの兆候が見つかり、生検を強く推奨

(1)(2)の場合は現在の前立腺の圧迫感という症状について検討してもらい、前立腺肥大としての治療をするかどうかについて相談することになる。残尿量とか排尿障害の状況などで方針が決まるだろう。

問題は(3)(4)の場合で、生検をどうするかという問題。生検については13本刺すらしいのだが、MRIで病巣位置が正確に把握できているはずなので、病巣を外して無意味な生検になる可能性は低いだろう。生検の結果、得られるのはがんかどうかの診断、進行状況。初期がん、前立腺内のがん、転移が始まったがんのいずれかを判別して、治療方針を決めることになる。

前立腺がんはPSA検査が普及する前は診断数は少なかったので、前立腺内に留まる限りでは特に問題にならずに一生を終えていた人が大部分だったと推定される。転移が始まり別のがんが見つかった時点で全身が検査されて前立腺がんが発生していたことに気付くパターンがあったはずだが、それでも診断数が少なかったのは、転移先の臓器が肺や腎臓などの重要臓器ならば診断名はそちらが付いてしまったためではないだろうか?言いたいことは、前立腺がん単体では命に関わる病気ではないため、転移と転移先での重症化がなれば、監視もありうる選択肢ということ。

生検に話を戻すと、生検を実施しない場合の問題は2つあって、1つは診断が確定しないと治療ができないこと。手術や放射線を選択しない場合でも抗がん剤ではないホルモン関係の薬物治療が使えるので、大きなリスクを避けながら、がんの拡大を抑えることができるが、これに対応できない。低リスクの薬でがんの進行や転移を遅らせることができるのならば、最初から緩和ケアを選ぶよりは総QoLが良い結果になりそうな気がする。

もう1つは、転移についての情報を得られずに、別の部位の命に関わるがんを放置することになっても良いのかということだが、これについては、方針が決っている。手術、抗がん剤放射線のいずれの治療もがんではない部位にもダメージを与え、寿命を縮めQoLを下げる。最近はがんからの復帰も珍しくはなくなってきているが、結局は5年生存率の世界での復帰ならば、緩和ケアのみという選択肢もありうるものだと考えている。積極的治療をしない人の情報が少ないので比較が難しいのだが、余命の差が1、2年ならば高額の費用をかけて体を痛める治療よりも、緩和ケアの方が穏やかに暮せる時間が長く総QoLでは優れている可能性もあるのではないだろうか?がんがどんな展開となるかは予想できないので、治療すべきだったという結論になる可能性もあるが、緩和ケアという選択をしても後悔はしないのではないかと感じている。

緩和ケアの名称のとおり、何らかのつらい症状がありそれを取り除くためにあるのが緩和ケア。緩和ケアを選択するということは、症状が出てくるまでは放置するということ。だとすると生検やそれに続く全身のがん検査はあまり意味がない。転移があることがわかっているのならば、生検を実施しないことを選ぶことになる。

生検に関する2つの問題への対応としては一方に対しては必要、一方には不要となるが、おそらくは低リスクの薬物治療を行なうために、生検を実施するという結論になりそうな気がする。また、緩和ケアで行くにしても、どこがどうなっているのかを知っておく必要で、初動で失敗して大きなダメージを受けるとその後の状況が不利なものになりそうな気がするからだ。

まあ、検査結果を聞く前の検討としてはこの辺りまでかと思う。




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