読書メモです。
[なぜ読もうと思ったか]
職場でチームメンバーの先延ばしがひどくて、というわけではない。むしろどちらかというと自分自身のタスクに手がつかなくて......というところが大きい。
仕事のタスクもそうだし、個人的なタスクもそう。
個人的なタスク管理にはTickTickを、仕事のタスク管理にはGoogleカレンダーを使っている話は最近書いた通り。
kdnakt.hatenablog.com
うまくやれている風にふりかえっているが、TickTickには「あとで読む」ブログ記事やニュースが2026年1月7日時点で298個溜まっていて、毎日読むのを先延ばしされて増え続けているし、Googleカレンダーには1ヶ月以上毎週のように先延ばしされ続けているタスクがある。
そんな状況なので、どこかで本書『なぜあなたの組織では仕事が遅れてしまうのか?』の存在を知って読むことにした。
本書の目次は以下の通り。
【目次】
第1章 最近、仕事の調子はどう?【業務内容をデザイン】
ケース1 この仕事、面倒過ぎない? ~業務が複雑で先延ばす~
ケース2 だらだら仕事してしまう ~終わりが見えなくて先延ばす~
ケース3 前に失敗した仕事が回ってきた…… ~自信がなくて先延ばす~
ケース4 この仕事はどっちが主導するの? ~役割が曖昧で先延ばす~
ケース5 仕事に集中したいときに限って…… ~割り込み仕事で先延ばす~
ケース6 毎日繰り返しばかりで嫌になる ~業務に飽きて先延ばす~
ケース7 やりたい仕事のはずだったのに…… ~仕事への情熱を失って先延ばす~第2章 そっちの部署はどんな感じ?【人間関係をデザイン】
ケース8 組織の輪にうまく入れない ~孤立して先延ばす~
ケース9 自己流でやらざるを得ない…… ~フォロー不足で先延ばす~
ケース10 隣に聞けばすぐわかったのに…… ~個人の限界で先延ばす~
ケース11 みんな遅らせているし…… ~職場の雰囲気に流されて先延ばす~第3章 ちゃんと見てくれているのかな?【組織内の評価をデザイン】
ケース12 うちの上司、頭固すぎ! ~上司と馴染めず先延ばす~
ケース14 評価につながる失点は避けたい! ~失敗したくなくて先延ばす~
ケース13 仕事配分が間違ってない? ~業務量が多すぎて先延ばす~
ケース15 目標というより妄想では…… ~無茶な目標設定により先延ばす~第4章 自分は頑張っているのになぜ遅れる?【マインドセットをデザイン】
ケース16 考えていたら時間が足りない! ~段取りが悪くて先延ばす~
ケース17 「いける!」と思ったのに…… ~見込みが甘くて先延ばす~
ケース18 いいものを完成させたい! ~こだわりすぎて先延ばす~
ケース19 言う通りに動けばいいのに…… ~上司の顔色をうかがって先延ばす~
[読んで何が分かったか]
どの先延ばしケースも「あるある...」と耳が痛くなるものばかりだった。面倒な仕事は先延ばししてしまうし、うまくできなかった仕事はやりたくないし、割り込みが入って時間がなくなるし、やり方がわからなくて先送りしてしまうし...。
いずれのケースも、タスクを担当する個人に問題があり、個人のタスクに対する姿勢、やる気を改善すればなんとかなるのでは?と考えていた。
しかし、本書ではどのケースに対しても、先延ばしの対策として「組織ができること」と「本人ができること」が、それぞれ複数提示されていた。
例えば、集中したいときに割り込み仕事がどんどん入ってきてメインの業務にいつまでも着手できない、というケースがある。これに対して「障害を予測し、対策を立てる」、「時間管理のスキルを身につける」、「管理職が部下の時間管理を支援する」といった複数のアプローチが提示されている。
そのうちの一つ「時間管理のスキルを身につける」アプローチを例にとってみる。具体的な対策として、本人ができる対策として集中タイムを確保することが挙げられていた。それだけでなく、組織でできることとして、チームミーティングで時間管理の方法を共有したり、先輩の仕事を観察する機会を設けたりする方法が提案されていた。
[今後どう活かすか]
2026年はマネジメントから普通のソフトウェアエンジニアに重心を移していく年になりそう。ICと呼べるほど良いものではないかもしれないが...。
とはいえ、まだマネジメント的な関わり方はしばらく続く予定なので、チームメンバーの先延ばしが見られた場合には、本書で書かれているような、本人/組織それぞれの対策を提案したい。
自分自身の仕事の進め方や個人的なタスクの進め方についても見直して、先延ばしが生じないようにしていきたい。
本書を読み終わって、まあ感想記事は週末に書けばいいか...と思っていた。しかし、過去の経験上どうせ週末は疲れてブログを書けないことになりそうだったので、夜中のうちに書くことにした。先延ばし、やめていくぞ。
[まとめ]
- 『なぜあなたの組織では仕事が遅れてしまうのか?』を読んだ
- 仕事の場合、本人だけでなく組織でも先延ばし対策できることがある
- 個人的なタスクも先延ばし対策を取り入れていきたい