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感想『仮面ライダークウガ』EPISODE 37「接近」

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(↑第36話の感想はこちら。)

 

 

 

 

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聖なる 泉 涸れ果てし 時 凄まじき 戦士 雷の 如く 出で 太陽は 闇に 葬られん”

 

『クウガ』を語るにあたって外せないこの碑文が登場するのが、今回の第37話である。人々を守るために戦っていた戦士が、実は殺戮を行う敵組織側の力だったという、まさに初代「仮面ライダー」の精神性を引き継ぐ衝撃的な展開。

 

当時これを見ていた自分は、この碑文を一字一句理解できた訳ではなかったけど、「涸れ果てる」「闇に 葬られん」という言葉から(なんかヤバいことになるんだな……)という雰囲気だけは伝わっていた。それはそれとして、おでこ出しスタイルの桜子さんにグッときたのは俺だけではないはず。

 

細かい点でいうと、一条(演:葛山信吾)から碑文についての見解を聞いた雄介(演:オダギリジョー)が、一瞬みせる曇った表情。あの表情だけで雄介が何を連想したのか、おそらく35話で見たクウガの幻影の事だろうなと察せられる。ここでそのシーンを挿入しないところに、視聴者への信頼を感じる。

 

新たな力を得たゴオマ(演:藤王みつる)は、格闘戦でクウガを圧倒できるほどに。正直ビジュアルだけを見ると、髪の毛が増えただけなので全然強そうには見えないのだけど、見せ方と演出でこうも変わるんだなと感じるところ。バラのタトゥーの女(演:七森美江)にも強気になる姿が、ちょうど良い”イキり”感がある。

 

 

そんなゴオマの前に現れた新たなグロンギ。一発ぶん殴るだけでゴオマがぶっ飛ばされたように、全くもって格が違う未確認生命体なことが分かる。西洋礼服のような装いの人間態で何度か登場していたのだけど、彼だけはオーラが違っていて、まるで”武人”かのような威圧を放っていたというか。このグロンギについて語りたい……めちゃくちゃに語りたいのだけど、その時がくるまで取っておくことにします。そんな武人も含めて、ゲリザギバスゲゲルに向けて残り2人のグロンギも集結。高寺氏いわくデルサー軍団っぽい登場をイメージしたのだとか。

 

 

 

 

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前回の36話そして今回の37話は、ハッキリ言って”面白くない”エピソードにあたるのかなあと思ってしまう。自分のようにクウガが少しでも出ていれば満足できる無類なオタクはともかくとして、クウガは双方とも30秒に満たない登場だし、『クウガ』の持ち味ともいえる人間ドラマもほぼ描かれない。グロンギ周りの身辺整理や、古代文字の解読から導かれる第0号とクウガの関係性に向けての伏線が敷かれるなど、物語そのものに動きはあまり見受けられない。

 

しかしこれは、物語を進めるために必要なトンネルをくぐっている最中だからなのだと思っていて、クライマックスに向けて物語を集束させるために、描かなければならない・説明しなければならないタスクが存在する中で、どこかで助走をつけるためのエピソードが必要だったのかなと。

 

 

 

それでは、次の更新で。




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