
「私がグッとくるひらがな」というテーマで、ラジオでお便りが紹介されていた。
〇私は「ち」です。まるでお尻をつきだしたような形にグッと来ます。
〇私は「み」です。複雑に絡み合った二人のように見えてドキドキします。
〇私は「る」です。一筆書きでよくぞここまでという造形の美しさ。さらに一見「ろ」に見せかけといてそれでは終わらない最後の小さな丸。
ほかにもあったが詳細は忘れたけど、どれもおもしろかった。
私にもひらがなにまつわる思い出がある。
あれは遥か大昔、大学4年生の卒業間近のことだった。
私と友人abcの4人、女子2人男子2人のわくわく青春ドライブ旅行。
旅行先で駐車場に止まっている車のナンバープレートがおもしろかった。
数字が一ケタで・・・が3つあった。
「ふ・・・」だったと思う。
車に「ふ・・・💛」って書いてあるのがおかしくて、最初はみんなで笑った。
あとは「〇・・・」に入るひらがなを次々に想像して笑った。
「ち・・・」もおかしいよね
「く・・・」はどう?
「へ・・・」もよくない?
「う・・・」もおかしい
「む・・・」もいいね
次々に言い合って笑っているのは私とbくんだけで、aちゃんとcくんはそういつまでもつきあってくれなかった。
そのセリフを言うときの声色と表情がまたおかしかった。
このとき私とbくんは「はしが転げてもおかしいお年頃」はとっくに過ぎていたが、本当におかしくておもしろくて腹がよじれるほど笑った。
aちゃんとcくんがそれほど乗ってこないのが解せないくらいだった。
私とbくんはさらに、五十音順の最初から最後までどれがどのようにおもしろいか検証を始めた。
あ行 「い」以外はおもしろい
か行 「く」と「け」はおもしろいがそれ以外はおもしろくない
さ行 「し」と「そ」がいける
た行 「ち」と「つ」
な行 「な」と「ぬ」と「ね」
は行 ★全部おもしろい
ま行 「ま」と「む」
や行 どれもおもしろくない
ら行 どれもおもしろくない
わ・ん どっちもいける
笑う二人と笑わない二人。
笑いのツボが一緒とはこういうことか。
でも人生とは不思議なもので、このとき笑わなかったcくんが今の夫である。
で、タイトルに戻って「私がグッとくるひらがな」はやっぱり「ふ」かしら。
3画なのか4画なのかはねるのかとめるのか分からない感じ、人によっては2画で仕上げる「ふ」ほど書く人によって字面に違いがあるひらがなもないのではないか。
ふっくらとしもぶくれなところもいい。
ふくふくと幸福そうなほんわかする感じもいい。
「ふふふ」と3つ並べようものなら、万人を笑顔にする。最強。
さて、みなさんの「グッとくるひらがな」は何でしょうか。