
流氷を見るならガリンコ号とオーロラ号どっちがいいか?
こう聞かれることが多いとバスツアーの添乗員さんが言っていた。
添乗員さんからその違いとどっちがオススメか、聞いた話である。
オホーツク海の流氷が見られる観光船は、「紋別市のガリンコ号」と「網走市のオーロラ号」がある。

札幌からだと高速を使ってもどちらも4時間くらいかかる。(夏場スイスイ行けたとして)
休憩しながらだと5時間。
JRでも5時間。
冬場だと「JRが止まる」「高速が通行止め」「道路状況が悪かったり除雪車が前にいるとのろのろ」「ホワイトアウトでのろのろ」など、アクシデントがつきものでそんなにスイスイと行けるものではない、というのが道東である。
人生で何度も行ける場所ではない。
きっと一度きり。
よりよい選択をしたい。
★ガリンコ号
砕氷船の名のとおり、船の進行方向下部には大きなドリルが4本もついていて、ガリガリと氷を削りながら進むことができる船。
迫力がある。
船が小さいので海面が近い。
私は今回ガリンコ号に乗ったので、船は1階席から3階席まであってどこからでもよく見える。
1階窓から見える海は本当に目の前。
2階の前方窓からはドリル上部の迫力ある水しぶき(氷しぶき)が見える。
3階のデッキには自由に出入り可能。
★オーロラ号
大きなフェリー。
船の重みで氷をかきわけ進む船。
大型船なので海面から遠い。
流氷を見られる確率は紋別市より高い。
網走は湾になっていて氷が逃げにくいため。
これを踏まえて添乗員さんは「私はガリンコ号の方がオススメです。迫力が違います。ガリガリと進む迫力と海の目線の近さが違います。ただオーロラ号の方が流氷を見られる確率は若干高くなります。網走の方は地形が湾のようになっているため、入ってきた流氷が逃げにくいからです」
と言っていた。
なるほど。そんなのちっとも知らなかった。
私は今回ガリンコ号に乗ったのであるが、ドリルの迫力はもちろんあったけど、流氷が見たいなら確率が少しでも高いオーロラ号の方がいいかもという気がしてきた。
そして紋別市より網走市の方が都会である。
女満別空港からも近い。
ホテルなども多い。
観光地としても見どころたくさん。
空港でレンタカーを借りて自由に動ける行程も組める。
時間があるなら何泊かして流氷が来たその日に動く、ということもできるかもしれない。
船の予約に空きがあればだけど。
ちなみに私がガリンコ号に乗って流氷が全く見られなかったのは3月3日のことだが、その2日後、3月5日の朝天気予報のテレビ画面には網走市の流氷が映っていた。
ガーン。
惜しい!!惜しかった。
紋別市ガリンコ号HPの「流氷の状況」を見ると
ばらけ氷 Broken drift ice
と書いてあった。
ガリンコにしてもオーロラにしても流氷が見られるかどうかは一か八か、運次第だな。
ちなみにガリンコ号1号は三井造船がアラスカ油田開発のために作った船で「おほーつく」という名前だった。
それを観光船に改造したのがガリンコ1号で、現在は定員も増え大きくなったガリンコ3号イメル号が動いている。
