3月末の土曜日、軍艦島に日帰りで行くツアーに参加した。
「軍艦島」の呼び名で知られる長崎市沖合の端島(はしま)はこの頃まで放映されていた日曜ドラマ「海に眠るダイヤモンド」の舞台となったことで聖地巡礼スポットとして、今ものすごく熱い!
東京からの観光客も多いそうだ。
(と、ちょうど行く前日の日経新聞に記事があって気分は盛り上がる)
2年くらい前に開通したばかりの新幹線「かもめ」にて、まずは長崎駅。
長崎駅から徒歩で10分くらいのところから、クルーズ船が出る。



船の中ではガイドの男性による案内を聞きながら、40分くらい船に乗りまずは端島より手前の高島へ上陸。
高島はわりと大きな島で今も人が住んでいて昔は端島同様炭鉱の町だったそうだ。
ここに炭鉱の歴史などが分かる資料館がある。
資料館には端島の模型があり、模型を見ながら専属ガイドの男性から端島の歴史について学習する。




ちなみに私も「海に眠るダイヤモンド」は大変おもしろく見ていた。
ドラマの舞台が、模型を見ながらリアルに脳内によみがえってくる。
ドラマの撮影はもちろんここではなく、群馬県にセットが作られたそうである。
この小さな島に、南北480m東西160mという小さな島に、ピーク時には5300人もの人が暮らしたんだそうだ。
高層鉄筋アパートが立ち並び学校、病院、商店のほか映画館やパチンコホールなどもあったとのこと。
最初に建てられた7階建てアパートは、鉄筋を使ったマンションとしては日本最古のもので、完成は1916年(大正5年)、東京よりも先だった。
ちなみに端島はもともと島ではなく、最初の形は真ん中ほどに見えている岩礁のみ。
それを6回にわたり埋め立てて面積を広げ、次々と建物が作られた。

端島は高島からさらに船で10分くらい。
船は端島の周りをぐるっと一周するのですべての角度から眺めることができる。
上陸には厳しい条件があって、上陸できる確率は70%だそうだ。(日経新聞による)
この日の天気は2日続いた本降りの雨の次の日で、かろうじて雨がやんでよかったという曇りの日、風が強く冷たく寒かった。
ガイドの男性によると、この日は波が高く午前中の便はすべて上陸できなかったそうである。
現在の最新データでもまだ上陸できる数値になっていないと説明がある。
「えーっ」と観客たちからため息がもれる。
でもデータは20分おきに変わるので、このあと船に乗っている間に上陸可能な数値になればいいですねと、みんなで祈る気持ちだった。
ガイドの男性によると、クルーズ船は全部で5社があり、端島の前に必ず高島へ上陸し資料館を見る時間を設けているのはこの会社のみ、だそうだ。
そしてこの高島、猫がいっぱいいた。
そこかしこから出てくる出てくる、そこいらじゅうに寝ている寝ている。
このあと資料館を見て、いざ乗船、端島へ。
果たして上陸できるか!?
波よ、静まれ!! (つづく)

