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さくらんぼシンドローム

14日夜
仕事の休憩中に『さくらんぼシンドローム』を全部読んだ。『クピドの悪戯』の続編的な作品。ハッキリ言って『さくらんぼシンドローム』は読めたのだけれど、そこまで感動するようなマンガではなかった。『クピドの悪戯』があれだけおもしろかっただけに残念である。

さくらんぼシンドローム』の欠点は、男の夢みたいな部分を膨らませ過ぎたところにある。『クピドの悪戯』はあと5回射精してしまうと二度と射精出来なくなってしまう奇病にかかった男の話で、そんな病気にかかっていても、男だから、すぐにオナニーをしてしまったり、いい雰囲気にこぎつけてもセックスに走ったりしてしまう。それは男の情けなさで、例え、そんな病気にかかったとしても、男の性欲というのは止められない。それは当たり前なんだけど、客観的に見ると情けなくもあり、笑えてしまうという事を『クピドの悪戯』では真っ正面から描いている。スガシカオも『かわりになってよ』という名曲を作ったが、失恋してヤケになって、女友達のところに行ってセックスをするとか、そういう恋愛のなさけなさみたいのもきっちり描いていたところが『クピドの悪戯』で共感出来たところだ。

さくらんぼシンドローム』で奇病にかかるのは女。その病気というのが、100万人に1人居るか居ないかという体質の男の唾液を接種しないと、どんどん若返ってしまうという病気。要は、ある男とキスを毎日キスをしないと子供になっていって、最終的に赤ちゃんにまで戻って消えてしまうというものなのだ。その女と男の話かと思うと、その男には恋人が居て、しかもそれが、職場の上司。仕事がバリバリ出来て、恋なんてしない、私は仕事に生きるのよタイプの女。

つまりこの物語というのは、職場では偉そうに言ってる年上の女をベットの上ではヒィヒィ言わせてみたいという願望と年下の女とハァハァやりたいという男の願望を叶えてるだけに過ぎない。「おい!お前はそういうの大好きじゃないか!」と突っ込まれそうだが、『さくらんぼシンドローム』はそれだけしかない。そして、恋愛という当事者同士の問題だけで話を描き切った前作に対して、今回は外部のキャラのかかわりも多すぎるのが気になった。好きな人には好きな世界観だと思うが、男の夢だけに留まってる感じが好きじゃない。物語の後半になると急に悪人が出て来たりして、ひっちゃかめっちゃかである。解決もあっさりしてるし。

あとアメコミを読んでいると、物語を引き延ばそうとしてる感じや、打ち切りによって、強引に話をまとめようとする感じが見え見えになってしまうというのもある。『さくらんぼシンドローム』はそのヘンも気になった。

あと職場の同僚に桂正和の『M』というマンガを借りたが、こっちの方が全然おもしろい!これこそ『トワイライト』を越える純愛ストーリー!58 ページしかないマンガだが、『さくらんぼシンドローム』よりもすばらしい!好きだからセックスするのか、セックスしたいから好きなのか。この疑問に真っ向から挑んでいます。

15日朝
三条にあるほんだらけという店に行く。アメコミの中古があるかと思って行った。本は確かに尋常じゃないくらいの量があって、驚いたが、アメコミは『スポーン』しか置いてないという体たらく。。。。

町山智浩著『底抜け合衆国』と柳下毅一郎著『愛は死より冷たい』を購入。前者は『アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない』のヒットでペーパーバック版が出て、読みたいと思ってたので、よかった。あと、手塚治虫の『アラバスター』の二巻も運良く入手出来た。

15日昼
アラバスター』を読む。やはり手塚治虫のマンガはおもしろい。この場合のおもしろいというのは、話がとかじゃなくて、この人の考え方が非常に好きだ。『アラバスター』の二巻では、一巻とは話が違って来て、美しいモノと醜いモノの価値を逆転させようとする男の話になっていく。それにしても醜いモノが美しいと言われる世界が来れば、オレだってモテてるはずなのだがなぁ。

ダークナイト・リターンズ』『ダークナイト・ストライクス・アゲイン』『イヤーワン』『ロング・ハロウィーン』とバットマンを読んで来たので、よろっとあの傑作を読まないとだろうと、ついにアラン・ムーアの『キリング・ジョーク』を洋書で購入した。

映画「ダークナイト」が出るまで、『キリング・ジョーク』のジョーカー象を超えるものは無いんじゃないかと言われていたとCaptain-Yさんに教えてもらったので、邦訳されたヤツを結構探したのだけれど、いかんせん、Amazonでも値段がトンでもない事になってて、今じゃ、一番安い値段でも 22000円!なので、洋書で買う事にした。

80ページくらいしかないコミックだから頑張るけど、アラン・ムーアだからなぁ。。。またとんでもない情報量がコマに詰め込まれてたらどうしよう。。。。あういぇ。




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