周りをよく見るのは、自分の警戒心からだろう。周りにどんな人がいるか、知っている人か知らない人か気になる。人から見つけられるより人を見つけたかったりもするから、人への好奇心というのもあるが、警戒しているから興味を持っているようでもある。まるで動物が危機を察知しようするかのように忙しいときがある。
地方の隅ということもあり人がそこまでおらず、来る人来る人が知っている人かそうでないかを判別でできるゆえかもしれない。
子どもと二人で歩いていて、子どもが別の子どもから手を振られて振り返したとき、その手を振ってきた子どもはどんな子どもなのかを、私は手を振られているわけでもないのに見ようとする。何なら自分も一緒になって手を振る。出口に人だかりができていたら、気になって控えめに見る。どんな人たちなのかを一瞥する。
そのため市街地に出ると、自分はポイントを絞って警戒したり興味を持ったりするかもしれない。そもそも人の数が自分の理解に追いつかないからだ。
周りを気にして見ることは、少なくとも閉鎖的なところに住んでいるというのと、そのときそのときの自分の警戒心や好奇心の強さによって決まっている。