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そわつく心境が写る

デジタルカメラで写真を撮ってもらう機会があった。長いつきあいの友人と二人、注文した鯛めしが運ばれてきたところで、店員の方にカメラを渡した。

二十代前半くらいの若者がカメラを構えたものの、押すボタンがわからなかったために説明をする。撮影されるまでにラグがある仕様で、仕上がりがどうもわからない。一旦カメラを回収し確認するとブレていたので、再度お願いする。そうこうしていると、かなり年上の店員さんがやってきて、私がやりますと交代した。二枚取ってもらって終了した。

撮影を頼んだのは自分だったが、実にそわついた撮影であった。まず、頼んだ若者が不安そうにしているのを見て、自分も不安になった。こんなことならスマートフォンで頼んでおけばよかったと思った。撮影に手間取り、保温措置がとられているとはいえ料理が冷めてしまうと心配になった。料理を写したかったからこのタイミングにしたが、帰り際の方がよかったのかと、いろいろなことが頭を駆け巡った。

家に着いてまじまじと写真を見ると、そのそわついた心境が写った写真になっていた。おそらく自分だけがそう思っているだけだろうけれど、表情が硬く、ぎこちない。心なしかつかれて(これは素材のせいでもある)いる。

カメラマンは撮られる人をリラックスさせ、自然な表情を引き出すとよく聞くが、これが気の置けない間柄の人だったら、また違った表情になっていたのだろうと感じる。とりあえず、撮ってもらう人のためにも、撮ってもらう人を選ぼうと思ったわけである。デジタルカメラなら特に。いや、スマートフォンで自撮りの方がいいか。




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