先日受けた研修に「アンガーマネジメント」があった。
日本アンガーマネジメント協会の定義では、「怒る必要のあることは上手に怒ることができ、怒る必要のないことは怒らないようにすること」「怒りで後悔しないこと」を、アンガーマネジメントというらしい。
さて、怒らせるものの正体はなにか。
それは「〇〇は『こうあるべき、こうあるはず、あたりまえ、普通、常識』と呼ばれるものが、目の前で破られた時に怒る」という。
私は普段「怒る」ことがほとんどない。
イライラすることの方が多い。
それは「こうあるべきこと」と思うことを諦めていることの方が多いからかもしれない。
永遠は無いし、人との出会いはタイミングだし。
人生が行き来する社会のスクランブル交差点で、私と他人の人生がぶつかることの繰り返しで物事が生まれてこの社会は動いている。
「怒ること」ですぐに思い当たることといえば、大抵はアイドルを応援している趣味の方の方が思いつく。
ただし、怒っている時ほど悲しいものはない。そういうマイナスなことは早く忘れたいので、どうしようもなく許せないこと以外は寝れば忘れてしまうのが私だった。
さて、今回はSixTONES界隈のファン話である。
分からない人は「なんかあったんだな」程度に止めておいてほしい。ググれば多分出てくる。
久しぶりにTwitterでファン同士での「学級会」が開かれて、挙句、課金したファンが見られるところ(ファミクラweb)でアイドル本人からの謝罪文が出たのは、「あーあ、やっちまったなあ」という感じ。
確かに今回週刊誌が報じた内容は、近年の該当ファンには随分刺激が強いのだと思った。
あそこまでがっつり書かれたのはこの3年くらいこのグループになかったような?という記憶(違ったらごめん)
正直なところ、ああいう類の内容は慣れの問題だと私は思う。
ショック療法じゃないけれど、ぶつかって壊れて防御力と、次にあった時に備えるような。災害に備えるようなものだ。
わかりやすく災害に例えたけれど、週刊誌の報道なんて、人災じゃないか、とも思う。
人が引き起こす災い。
その原因はアイドル本人か?と言えば、それは全く違う、と言い切っておこう。
アイドル本人ではなく、その周りの人間や、週刊誌、それを面白おかしく騒ぐ人間たちが災いの元である。そこは履き違えるな。
「人にされて嫌なことはしないようにしましょう」
毎回こういうことがあると、その言葉を思い出す。
なあ、君の好きなアイドルの恋を拒絶するのは勝手だけど、人の恋愛に口を出すのは、アンタもされて嫌だろう?
「ハッシュタグをつけて安全地帯から述べるオタク」に、このような言葉の刃を向けたい気持ちである。
とはいえ、純粋にショックを受けるのは人間のに備わった感情としては、真っ当だと思う。
その感情のままに、振りかざした言動に気をつけてほしいと願うばかりである。
そんなわたしは恋愛感情迷子なアラサーなので、今回はどちらも羨ましい〜と思っていた。わたしの中の男の顔、女の顔が大混乱していた。
だからと言って何か思うことはあるけれど、応援するスタイルが変わる訳じゃないし。
担当ではないが追ってるグループに気になる人間は数人ずついる。
何回も呟いているのでTwitterを見ている人は分かると思うが、彼に対しても今年の冬ドラマあたりからマイブームが来ていた。
もしかしてこういうことがプライベートであったから、仕事の糧にもなっていたのだろうか?というファンからしたらぶん殴られそうなことが真っ先に浮かんだ。担当以外のファンである私が「良いよね〜」となるのも、身も心も満たされていたから仕事のパフォーマンスが上がってより魅力が溢れていた、という。
しかし。
全ては私の想像にしかすぎないのである。
わはは。
オタクはアイドルを日々の糧にして、アイドルはプライベートを糧にして生きる。
そりゃそう。同じ社会に生きているんだから。
立場がことなれば、糧にするものは変わるし、同僚たちや友人たちは恋人や家族を糧に生きている場合が大多数。
推し活といい、社会的にもだいぶ浸透してきたアイドルファンの生活だが、広い目で見れば、まだまだマイノリティだろう。
真面目に言えば、推し活をやってる世代よりも、上の世代の方が人口が多いからである。少子高齢化。世知辛いぜ
さて、週刊誌にしょっちゅう踊らされるアイドルファンだが、「人気グループは客寄せパンダ兼金蔓!」という心構えは必要だと思う。
そもそもなんで週刊誌がある特定のグループのメンバーの記事ばかり抜くかというと、儲かるからである。
あいつらだって社会人だぜ!
資本主義だぜ!
儲けがないと生きていけないぜ!
また、人気グループのスキャンダルほど、人が面白いと思うものはない。アンチはもちろん、一般人からしても芸能人のゴシップ、スキャンダルは面白いコンテンツ。それが恋愛御法度とまではいかないが、キャラクターイメージが壊れるとまずい「アイドル商売」をしている人ほど、面白いのだ。
さらに、その人気グループのファンからすれば、スキャンダルやゴシップが出たなんて言われたらついつい興味でクリックしたり、雑誌を買ったりしてしまう。
これで、安定的に儲かる仕組みの出来上がり。
だから記事が出た時には、クリックするな、話題にするな、反応するな、と言う人が一定数出るのだ。
ファンが全員そういうことを頭に入れていればまだマシなんだろうが、そうもいかない。
ましてや今日の友は明日の敵みたいな、現在のインターネット、SNSでは難しいだろう。
「自分の言動をきっかけに、この先どう転がるか、二手、三手先を読んで振る舞うこと」
将棋みたいな気持ちで毎日生きねばならんというのは、非常に堅苦しいと思うのも、本音ではある。