次の日曜が父の日なんですか?次の次?なるほどなるほど。
「父の日」…縁遠いなあ。だから別にいつだろうか知ったこっちゃないのさ。
父は健在。
でも、まともに会話したことなんて生まれてから何回あったんだろうな。
それでも、いや、だからこそ、と言うか、「父」という概念は僕の人生において大きかった。
と思う。
朝食は家で食べずに出かけていったし、夜は僕も母はとっくに済ませてる時間に帰ってくる。単純計算すると毎日12時間とか働いてることになるんだけどそんなことあるか?まあほとんどそんなすれ違いの生活。
でもそれにしたって、例えば休日に家族との時間を持てるだろうに、寝たいだけ寝て、起きたかと思えばふらっとどこかに行って何してるのかもわからなかったり。まあ毎日12時間働いてたら俺だってそうなるわな。俺もその辺りは受け継いでる。自分時間がないと無理だよね。
だからうちには父が不在だった。
必然的に僕の生活は母親との時間が長くなる。
母との関係が拗れたのも多くはそこに原因があるように思う。この話はいずれするかも知れないししないかも知れない。
いわゆる機能不全家族だったんだろう。
もちろん今までしてくれたことへの感謝の気持ちはあるし、そもそも「自分で選んできた」んだから文句をつけたって仕方ない。
父の話に戻すと、言葉で何かを教えてもらった覚えがない。寡黙な人だったけど、それにしたって父として子どもに伝えたいことの1つや2つあっていいはず。
何もない。
子どもを作るのは誰でもできる。でもそれだけで「親になる」のではない。
ずっと子どもでいたかったんじゃないかな。知らんけど。とにかく俺に関心を示さなかった。叱るでも、褒めるでもなく。
余談だけど、母の話によれば俺が出来たのは準強姦のようなものだったらしい。真偽は知るよしもないが。
そんな話を中学に上がるくらいの年頃に聞かされてみなよ。アイデンティティどうなんのよ。そこからだよ、存在価値を見失ったのは。
俺なら子どもに絶対そんな話しないけどな、一生。
そんな感じなので、家族に期待なんてしていないし、理想の家族観なんてものもない。今、思っているのは、家族だからといって何を置いても大事にしなくてはならないものでは全然ないってことだ。
冷たい人間と思われていいんだ。
血縁を他の何よりも大事だと思うべき理由が一つたりともない。
ありがとうっていう気持ちと、恩を返すことは違う。返すべき恩があるとすれば、もうとっくに返しているはずで。
こんなこと書いてたら嫌われるな(笑)。別にいいけど。
僕は僕として生きていくよ。