『項羽と劉邦』読みました
お盆休み、横山光輝先生の漫画『項羽と劉邦』を読んでました。秦の始皇帝の死後、中国大陸で繰り広げられた楚漢戦争を描いた長編漫画です。
項羽と劉邦に関しては、以前に久松先生版を読んでいたので、履修済みと思っていたのですが、COTEN RADIOの最新エピソードが「項羽と劉邦」なので「項羽と劉邦」熱が再燃して、横山先生版に手を出してしまったというわけです。
『項羽と劉邦』感想
読んでみてビックリしたのは「久松先生版と全然違う!」ということでした(笑)久松先生版は、上中下の3巻にギュッと凝縮しているので、かなり省略されていることに、コテンラジオを聞いて、横山光輝先生版「項羽と劉邦」読んで初めて気づきました。
コテンラジオを聞いていて「へーそうなんだー」というエピソード、横山光輝先生版を読んだら「これ、コテンラジオで出てきたやつだ!」って何度もなりました。
国士無双「韓信」
特に一番の違いは国士無双の「韓信」の扱いでしょう。久松先生版だと、韓信は数コマしか出てこない数多くの将軍のうちの1人という扱いなので、コテンラジオで韓信の話が出てきたときは「そんなキャラいたっけな?」と思っていたら横山先生版ではしっかり描かれていました。
国士無双の語源になった将軍がいたことも知らなかったですし、有名な「背水の陣」も項羽が使ったものだと思っていたのですが「韓信」の戦術だったことを知りました。
ちなみに項羽も似た戦術は使っているのですが「破釜沈舟(はふちんしゅう)」と呼ばれているらしいです。まあ、横山先生も韓信の策も項羽の策も両方とも背水の陣って書いてるからより紛らわしいのですが(笑)この2つを勘違いしている人、たくさんいそうですね。
劉邦の人材活用術
人材活用については、以前も記事を書いていて感想はそこまで変わらないのですが、やはり新たに印象として残ったのは韓信ですね。
項羽のところにいたときは、全く力を発揮できない韓信が、劉邦のところでいきなり大将軍として抜擢されて(この抜擢もかなりすごい判断ですが)メキメキ力を発揮するところは、会社で人が力を発揮できるかに似たところがあるなと思いました。自分の力を発揮できる環境に身を置くことは大事だなということですね。
まとめ
横山光輝先生の『項羽と劉邦』を読みました。
項羽と劉邦では直接描かれないのですが、劉邦が亡き後、劉邦の妻が後世に名を残すほどの悪女っぷりを発揮したり、大将軍となった韓信が裏切りが露呈して処刑されたりする史実知ると、色々感じるところがありますね。
他の作品での描かれ方や、その他の時代の描かれ方も気になるので、横山先生の「史記」や「殷周伝説(いわゆる封神演義)」だったり、司馬遼太郎先生の小説「項羽と劉邦」も読んでみたいなーとか思ったりしました。
Kindle Unlimitedでも何冊か読めるので、興味ある方はぜひ。