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50年/30年前の漫画のロボット「ドラえもん」と「まるいち」の手の違いとMCPとの関係とロボットの未来

久しぶりに「まるいち的風景」を読み直した

 ロボットに関して、以下のようなツイートをして、久しぶりに「まるいち的風景」を読み直してみました。

 「まるいち的風景」は、柳原 望先生(多分、世間的には「高杉さん家のおべんとう」が有名?)が1990年代に書いた漫画です。

 まるいちは、いわゆる模倣型ロボットで、人の動きを真似するロボットです。漫画の主題は(多分)ロボットを通じての人同士の繋がりとかそういうものだと思いますが、ロボット自体の表現、技術的洞察が30年前とは思えないくらい鋭いのが特徴です。ロボット関係の記事をよく書いているサイエンスライターの森山氏もかつてウェブ記事で取り上げているほどです

まるいち的風景 白泉社 文庫 2巻より引用

まるいちとドラえもんの手の違い

 このまるいちのような模倣ロボットですが、2025年現在でもまだ技術的に実現できていません。生成AI(LLM)の発展で、人としゃべることはできるようになりましたが、人が行う細かい作業を模倣して真似することは、ほとんどできないといってよい状況でしょう(1部簡単な作業であれば実現できていますが、かなり限定的な用途)。

 未だ技術的に実現できていない理由は、色々あるのですが、大きな理由の1つにロボットの手の違いがあると思います。人間の手先の繊細な動きを実現するのが、ハードウェア的にもソフトウェア的にも難しいという問題です。

 今のところは、ロボットは目的に応じて専用のロボットハンド(エンドエフェクタと言ったりもします)を使うケースがほとんどです。ロボットは同じことを繰り返し実施することが多いので、その方が安いし効率的ですからね。でも、汎用的な用途を行う模倣ロボットだとそうはいかないので、人間のような手が必要になってくるわけです。まるいちには、人間のような5本指の手がついているのですが、その技術は現在では実現できていない技術になります。

 いっぽう、更に昔(50年前)に描かれた漫画、かの有名なドラえもんでは、ドラえもんの手はみなさんご存知の通り丸い手として描かれています。あの手は、なんでも吸い付けることができて凄い技術なのですが、細かい作業をすることはできません。原作でも、手がゴムマリだからあやとりができないと告白するシーンがありました。

MCPとドラえもんの関係

 最近、MCP(Model Context Protocol)という技術に関して登壇する機会があったのですが、そのとき、MCPをドラえもんにたとえて説明することがありました。

 ドラえもんがMCPホストでMCPサーバーがひみつ道具という比喩をしました。ドラえもんの手先が不器用なので、現実世界とのインターフェースをMCPサーバが担っている。つまりドラえもんの手で使いやすいようにひみつ道具ができていて、ひみつ道具を使いこなすことで色々なことができるということで、まさに今のAI(LLM)と物理世界の関係に近いなと思っています。

 そういう意味だと、ロボットハンドに関しては、ドラえもんはひょっとしたらかなり理にかなった設計といえるかもしれないですね。

まとめと将来のロボット

 ドラえもんとまるいちの手から、現実のロボットの課題やMCPとの関係について考えてみました。

 未来のロボットについてはどうなるか、正直想像つかないです。器用なロボットハンドがすぐ開発されて「まるいち」のような直接なんでもできちゃうロボットが意外に早くできちゃうのかもしれないですし、ドラえもんのように目的に応じて自分でエンドエフェクタ(ロボットハンドを含む物理世界とのインターフェース)を取り替えるスタイルになるのかもしれません。エンドエフェクタを取り替える方式の場合は、ツールをしまっておく場所が問題になりそうなので四次元ポケットの開発が待たれますね。器用なロボットハンド以上に開発が難しそうですが。

 というわけでゴールデンウィーク、時間があればドラえもんとまるいちを読んで未来のロボットに想像をはせてみるのはいかがでしょうか?そこには、今のAI・ロボットの進歩の先に我々が直面する出来事、課題、人間の生き方に対するヒントが詰まっているような気もします。

画像はまるいち的風景 白泉社 文庫 1巻より引用

注:この文章は、生成AIに書かせた文章を全て捨てて1から自分で書き直して作成しました

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