今は昔ほどハレの日とケの日の区別が薄くなってきたように思います。
そりゃ冠婚葬祭や何かしらの式典は気合いが入りますが。
私がまだ子どもだった頃、お正月は服も下着も真新しい物を用意してもらったものでした。
お祭りは着物や浴衣。少し大きくなると毎年ワンピースを買ってもらいました。
旅行やお出かけの日も、見たことのない服を用意されて、家族皆んなでジャケットなんか来て出かけました。
よそ行きってやつです。
兄の小さい頃の写真を見ると、まるで皇太子御一家か⁉︎の装いで、お出かけしていました。

で、ケの日(日常)は、誰かのお下がり服を着たり持ったり、繕ったり。で、
「こんなのやだー!」
と泣いたり。
入院はハレの日なのか?
ハレというのはどうかと思うが、非日常
なんだと思う。
入院することが予めわかっていれば、それなりの下着やタオル類を用意します。
私が入院した時、母は昔の人だし、見たことのない新しいタオルを用意してくれました。
だから、ないはずはないんだが…
現在、入院中の母の洗濯物の交換に私が行っていて、洗濯物を干しながら首を傾げています。
向こうが透けそうなくらい薄くなったバスタオルと穴が開いて繕った靴下…
姪っ子が用意してくれたのだけど、
これ、たぶん違うぞ…
っていうか、こんなタオルをまだとっておいてあるのか。
そういえば元気な頃、
「将来、どうなるかわからないから、お尻拭き用の布やタオルを用意してる。」
と言っていたので、それなんじゃないか?
もう実家の物の置き場所が私にはわからなくて、姪っ子の方がわかるだろうから、頼んだけど、若い彼女には
ハレの日(非日常)のタオルや下着
という概念がないのかもしれない。
「おばあちゃんは沢山のタオルを、あの押し入れにしまってた!大丈夫、わかるよ。」
と、とびきりの笑顔で私に答えてた姪っ子。
「持ち物に全て名前を書いてください。」
と病院から言われ、ひとつ一つにマイネームペンで丁寧に記入してくれた、かわいい姪っ子です。
だけど、どう考えてもケの日(日常)未満の洗濯物を眺めながら、これは
みっともない
だなと思う。すまんが姪っ子よ、チェンジだ。
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