朝晩は、やはり、寒くなってきました。
もうすぐ、そこには師走が見えます。
今年も1ヶ月と、数日で終わりなんですね。
日本の政治も大きく変わりました。
隣国々の経済が悪くて、デフォルトするかもしれないと、言われると、1997年頃を思い出します。
ネットの動画で、町中の溢れる家無き生活者の様子を見ることがあります。
年の瀬やと言えば、やはりアレですよね。
忠臣蔵の大高源吾と室井其角「両国橋の別れ」シーンです。
「年の瀬や水の流れと人の身は明日待たるるその宝船」
待って宝船がやって来るなら、待つのも一つです。
でも、待っても良くならないなら、どうすればいいのでしょうね。
国家として、無策で経済政策すらやって来なかったのは、すでに国家ではありませんからね。
お金を刷って刷って、市中にバラまいても、お金の価値が下がって、経済にはよくありません。
インフレやデフレを説明する時の比喩すら、理解できない政治家がトップになると、こんな経済の失敗が続きますね。
私のサブテークの中で、播州の生まれゆえに、12月と言えば、「赤穂浪士」「忠臣蔵」でしょう。
浅野家の当主、浅野内匠頭長矩は、突発的な精神的な疾患「痞え」があったのだと思いますが、日々の暮らしの中でも、自分の感情をコントロールする事が出来なかったのでしょう。
江戸城の松の廊下で、刀を抜いて刃傷事件を起こせば、どうなるのか、知っているはずです。
自分一人の処分でなく、家族や親戚大名家、親族郎党に至るまで、更に家臣数百人とその家族、そして、領民に迷惑が掛かるはずです。
それにもかかわらず、江戸幕府のハレの日の行事を、江戸城内の松の廊下で、刃傷事件を起こすの、これはテロですよ。
事件直後の事情聴取でも、「乱心ではない」、つまり、「遺恨」があったと神妙にして述べているようです。
たった、つまらぬ遺恨で、家臣やその家族を含めて、路頭に迷わすことになったと思わなかったので、不思議です。
吉良の殿様は、名君です。
また、正当な源氏の血筋の家柄です。
茶道に深く通じ、教養人でもあった。
金持ち喧嘩せずの例えのように、当時の身分の高い人は、人の恨みを買わないように、絶えず周りには気を使うものです。
時代はのちになるが、田沼意次の長男は、田沼意知は、江戸城内の若年寄部屋から退出し、中之間に入ろうとしていた所を、桔梗の間に控えていた新番士の佐野政言に切りつけられる事件がありましたからね。
事件の傷が元で、2週間ほどして死亡したようです。
佐野政言は、世直し大明神とか、佐野大明神とか、世間に揶揄されましたが、事件については不明なところが多いとも聞きます。
幕閣の若年寄田沼意知と新番士の佐野政言では、面識もなく、勝手の人のうわさ話程度で、事件に及んだのでしょう。
老中首座・田沼意次の長男だからというのが、原因ですね。
田沼意次の政治的な功績も、近年評価が高くなっているとも聞きます。
経済政策が、当時の多くの武士には、理解されなかったのでしょうね。
それ以上、武士の妬みでしょう。
佐野家は三河以来の名家の分家で500石、方や幕閣の若年寄田沼意知、老中父意次の家は、元々紀州家の陪臣で600石が、出世して5万7000石の大名です。
赤穂浪士事件の同時代の側用人の柳沢吉保も、同じよう出自からの大出世です。
吉良家も、旗本の順位1位の「高家」の筆頭、何をするにも目立ちます。
後の時代になって、吉良が悪、浅野が善にと芝居が定着すると、そうなるんですよ。
幕府も、喧嘩両成敗の定めを反故にして、吉良贔屓したのが、世間から非難されて、吉良を遠退け、吉良家討ち入りでは、将軍綱吉も、賛辞したほどです。
政治が悪いと、一瞬にして、善と悪が入れ替わります。
赤穂浪士の事柄については、12月に入ったら、少し記事で書こうと思います。
寒いと言えば、吉良家討ち入りの様子を、赤穂藩主浅野長矩の正室・阿久里、夫の死後、落飾して瑤泉院と言う方が有名かもしれませんが、すでに赤穂浅野家から実家の三次浅野家の下屋敷に戻っておられたので、使いの寺坂吉右衛門がやっても、関わり合いを避けたく、けんもほろろに扱って、寒い中暖の一つ、温かい白湯の一杯も呑むことなく、待たされたことでしょう。
もちろん、映画・ドラマのように、瑤泉院が寺坂に直接会って、話を聴くようなこともなかったはずです。
武家とは、こうしたものです。
武士の主従とは、何なのでしょうね。
冷たいものです。

こんなところで、熱々の豚汁です。(天に青ねぎ、一味フリフリしています)
もちろん、江戸時代に、豚汁は無かったと思いますが、薬喰いと称して、猪や牛の肉は食べられていました。
牡丹鍋はありましたからね。
寒い時なら、温まりますよ。
我が家では、寒い時によく汁物を作ります。
先日も、かす汁作った記事を乗せました。
野菜や少し練り物を加えると、コクと旨味が増します。
寒い時に、温かいものは、ご馳走です。
まだ、酒粕が残っていますので、近いうちにかす汁作ると思います。
ありがたいことです。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。