いよいよ、今日があの噂の7月5日ですね。
何もないことを祈るばかりです。
最近、何か同じことを繰り返している間に、深いところに向かっているように思います。
毎週同じものを作っています。
何故かと言えば、単に美味しいからです。
もっと言えば、こうしたらもっと美味しくなるだろうか、何か工夫の余地はないだろうかと、試行錯誤している時間が、無心になって、楽しく感じます。
最近のルーティーンは、週末の「牛すじ肉と蒟蒻の煮物」(俗にいう「スジコン」)です。
たまには、土手焼き風に味噌使ってもいいかもしれません。
すじ肉を丁寧に下処理して煮込むのは、何か芸道にも通じます。
自棄になってはいけません。
落語「淀五郎」の噺の中、私の中では圓生さんの音源のモノに、気持ちが入ります。
塩冶判官役の若手役者の淀五郎が、芸で悩みます。
それを、中村仲蔵に相談し、その教えで見事な塩冶判官を演じるというものです。
仲蔵が、淀五郎に「誰の形でやっているのか?」という問いに、誰の形でもないというと、「形なしだなぁ」と緊張の中に、笑いを含みます。
淀五郎の成長を、富士のお山は一日にして出来たという座頭の市川団蔵のセリフも、相対峙して、人を育てる難しさを表現していると思いますね。
スジコンは、根気よく作るだけです。
時間が美味しくしてくれます。
もちろん、丁寧な仕事が求められます。
時短手抜きの私としても、丁寧なところと、手を抜いているところの差は大きいのです。
基本、最初の下ごしらえは、丁寧にして、煮込みは適当に放置プレーしています。
ただ、味の染み込みは、冷ます作業が必要になります。
この辺が、放置しても問題ないところです。

毎週作ると、いろいろとポイントも見えてきます。
まずは、牛すじ肉の吟味です。
国産の牛すじ肉を使っています。
次に、蒟蒻の吟味です。
値段の高い蒟蒻は、舌触りがいいです。
味の含みも違います。
共に、下処理が大切ですね。
いつものように、天に青ネギと一味唐辛子をフリフリしています。
フリフリと言っても、リージョンやマクロジョンは昔の話ですね。
一味が味のアクセントになります。
それほど辛くはないんです。
ピリリとするくらいのアクセントです。
甘辛く上手に炊けています。
自分が食べたい味付けから、すこしだけ味の濃さを薄くしています。
もちろん、それは、子供も食べるからですよ。
暑くなっても食欲が落ちても、これは食べられます。
もちろん、発泡酒と日本酒も進みます。
ありがたいことです。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。
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