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映画「パディントン 消えた黄金郷の秘密」ラ米好きの感想・暗黒の地ペルーがこんなに美しく!

パディントン 消えた黄金郷の秘密

 

今は改訂されているかもしれませんが、私が読んだ「くまのパディントン」には、パディントンは「暗黒の地ペルーから密航してきた」と書かれていました。ペルーは暗黒の地と表現されていたのです。

 

ところが本作、映画「パディントン 消えた黄金郷の秘密」で描かれるペルーは、自然豊かで美しく、やさしいクマさんたちが暮らす素敵な国になっていました。

 

かわいいけれどちょっと迷惑なクマ、パディントンと、心暖かいブラウン一家の楽しく愉快な物語です。

 

 

 

映画「パディントン 消えた黄金郷の秘密」のあらすじ

 

公式サイトより

 

ロンドンでブラウン一家と平和に暮らしていたパディントンのもとに、故郷から1通の手紙が届く。育ての親のルーシーおばさんの元気がないというのだ。パディントンとブラウン一家が休暇をとってペルーへ行くと、ルーシーおばさんは失踪、里帰りは一転、彼女を探す冒険へと変わる。だが、都会暮らしになれてしまい野生の勘を失ったパディントンは次々と大ピンチに遭遇。果たしてルーシーおばさんを見つけることができるのか? そして、パディントンを待ち受ける「消えた黄金郷の秘密」とは?

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映画「パディントン 消えた黄金郷の秘密」の感想

今回のテーマは巣立ち。子供たちは大きくなり、それぞれの道を模索し始めます。うれしいことだけど、奥様はちょっぴり寂しいみたい。夫のブラウンさんは、新しいアメリカ人上司のもとで、これまでの仕事の仕方を見直すように言われました。いわく、「リスクは友達

 

パディントンのペルー行きに家族みんなで付きそうことに決めたのも、上司のこの言葉があったからです。

 

ペルーに着くと、パディントンのおばさんは姿を消しており、一行はアマゾンへ捜索に出ることに。ここで、アントニオ・バンデラス演じるうさん臭い船長と出会い、ドタバタ喜劇の冒険が始まります。

 

ここで描かれるペルーは美しく豊かでラテンアメリカ好きとしては思いもよらないうれしい鑑賞となったのでした。少しばかり、その素晴らしさに触れてみたいと思います。

 

観光ビデオのようなペルーの美しい光景

ひと昔前までは、南米が舞台となると、描かれたのはミステリアスな遺跡や謎の先住民、場合によってはUFOと宇宙。そんなもんでした。でも本作は違う。

 

パディントンたちが旅するペルーは美しい。きれいな虹色の山があり、緑豊かなアンデスにかわいいリャマが群れている。通りがかりの村では、色鮮やかな民族衣装を着た人々の姿も描かれていました。すばらしい!

 

もう暗黒の地なんていわせませんよ。ペルーの魅力がしっかり描かれていて、とてもうれしかったです。

 

ペルーの歴史に寄り添う脚本・コンキスタドールと黄金

パディントンたちの冒険はルーシーおばさんを捜すためのものでした。が、これを利用しようとする悪者たちが出てきます。彼らは欲深いコンキスタドールの子孫で、今もエル・ドラド、黄金郷を探し求めていたのです。

 

コンキスタドール、日本語にすると征服者という意味ですが、これはかつてのスペイン人たちを指す言葉です。これも昔は描写の差はあれ、主人公になることが多かったように思いますが、本作ではきっちり悪役。

 

宝は独り占め、目的のためなら手段は択ばない、なんならクマも食べてしまえという、きっぱりとした悪者として描かれていました。もちろんコメディですので、愉快な演出ではありますよ。ご安心くださいね。

 

だけどこういうところも私はうれしい。

 

また、歴代(?)のコンキスタドールの中には女性もおり、聖職者もおり、この辺りは現代のポリコレがきいていると思わせられました。嫌いじゃない。

 

山中に眠るインカの宝・オレンジ色に輝く黄金卿

アマゾン川からジャングルを歩き、あるいは空を飛び、なんだかんだでマチュピチュらしい遺跡にたどり着くパディントン一行。ここは正直、地理を考えても「なんでやねん」なのですが、そんなこともういいじゃないか。

 

ここにルーシーおばさんがいるらしい。ついでに黄金郷もあるらしい。ということで、コンキスタドールの亡霊に取りつかれた悪者との追いかけっこが始まります。ここは大岩が転がって来たり、リャマの背中に乗って逃げたり、動きが多くてとりわけ楽しいところ。

 

すったもんだの末、パディントンたちは黄金卿への道を探し当てるのですが……。

 

ペルーの民話に、アンデスの山中にインカの都が残っている、というものがあるんですよ。征服され、歴史の表舞台から消えたインカの暮らしが今も残っているという。私に断言はできませんが、これは先住民の方々の願望の表れではないかと思うんです。

 

ですので、本作で「インカの宝」とされるものが森の精霊に守られて、誰にも荒らされずに残っていたとされるのは、ジンとくるものがありました。もちろん、黄金ではなかったのですけどね。

 

まとめ

巣立ちをテーマにした、映画「パディントン 消えた黄金郷の秘密」。ラストでは、子供たちは自分たちの道を歩き始めます。奥様の寂しさも解消され、ブラウンさんはリスクを友とする攻めの姿勢で仕事ができるようになりました。課題はクリアされたわけです。

 

自分のルーツを見つけたパディントンも、自分の意思で未来を選択しました。なんと、コンキスタドールの子孫の悪者さんも、本当の宝を見つけて幸せに暮らしているようですよ。

 

パディントンはかわいいし、ブラウン一家もやさしいし、いっぱい笑えて最後はほんのり泣けもする。すてきな映画でした。

 

 

 

 

くまのパディントン

 




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