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2025年の振り返りと2026年

前回の記事を書いてから、意外なところで反響があったり、「帰ってきてたんですね!」とメッセージをもらったりしていたのもあって、最近少しずつ文章にして残しておく熱が復活しつつある。というわけで、また年単位で時間があかないように今年の振り返りをさっくり書く。

2025年

生活

2024年と比較するとはっきり言って別物になった。というのも、人生におけるそれなりなビッグイベントであろう

  • 家を買う
  • 子どもが産まれる

が同時にやってきたため。時系列的に家のほうが先なので、そちらから書く。

正確に書くと買ったのは2024年の秋。中古マンションだったので、大きなリフォームをして、住み始めたのが今年4月。 昔から大きな買い物はなんだかんだ先延ばしにしがちで、実際に昨年の春に物件を探していた時にはあまりピンとくる物件がなく「もうしばらく先にしよう」としていた。 それからもぼーっと SUUMO をたまに見たりしていたのだけど、ある日ふと目にとまった物件に可能性を感じて即内見し、購入を決めた。

夫婦ともに地方出身なのもあり、いつかは地方の一軒家に行きたいと話しつつ買ったのだけど、そんな気持ちも薄まるくらいには便利で快適。 リフォームは打ち合わせから引き渡しまで色々考えたり決めることがあり、後述の妊娠出産もあってかなり大変だったけど、その分ネタもできたのでそのうち別の記事として書きたい。 海外製食洗機をできるだけ安く導入する手段とか。

子ども

今年の夏に産まれた。初めての子。とにかく無事に産まれてくれてよかった。この記事も風呂に入れた子どもを寝かしつけながら書いている。 産まれた瞬間は正直あまり実感がわかず、まるで別の生き物のようにさえ見えたけれど、おむつ、授乳、お風呂と一緒に生活していたら そんなものは一瞬で吹き飛んだ。とにかくかわいい。最近は笑顔もよく見せてくれるようになった。

子どもが産まれたことによって、生活や行動が一気に変わった。買い物の多くは子どものもの。常に次のミルクの時間を頭に入れながら動くようになるし、深夜の夜泣きにも対応する。 出かけるときはベビーカーで快適に行動できるか (どこに行ってもエレベーター混みすぎで抱っこ紐にすることが多い)、そもそも子どもを連れていけるか。 高速に乗る時も次に授乳室のある SA はどのくらいか… といった具合。初の子どもであることも大きいと思うけど、それにしてもやることが多い。 世の中の親は (そして自分の親も) 全員これを乗り越えているのだからすごいと思う。遅くまで仕事して、寝るか〜〜と思った時にはじまる夜泣きの絶望感は異常。最近声も大きくなってきた。

大変な時代だけど、しなくても良い苦労をせずに生きていってほしい (したほうが良い苦労もある派)。ひとつでも色々な可能性を選べるように、親としては子育てと仕事に邁進するしかないと思っている。

仕事

はやいもので転職して丸2年が過ぎた。組織やプロダクトの成長ペースもそれなりに早く、少なくとも未だにわからないことがたくさんあるくらいには退屈しない環境で働くことができている。

入社からしばらくは、 CISO としてプロダクトとガバナンスを全て合わせた全社のセキュリティ統括に加えて、SRE のマネージャーやコーポレートエンジニアリングのマネージャーをしていたが、今年の10月からは事業部の VP of Engineering としても活動することになった。全て説明しようとするとややこしいので、対外的には「プロダクトをフロントで作る以外の技術領域」とすることが多い。

"も"と書いた通り、それまでの役割を全て引き継いだ状態で VPoE をしている。これは割と珍しいというか、どちらかというと「持ちすぎ」のようにややネガティブな文脈でとらえられることが多いのだが、自分としてはセキュリティや SRE 、コーポレートエンジニアリング、そして開発組織は全て地続きである。ひとつの意思をもって進めていくことでよりよい価値を発揮できると思えることが今のところ多いので、そこまで苦ではないし、ひとつの役割だけを与えられたところできっと気になってしまう。 とはいえやらなければならないことは多いし、そのせいで迷惑をかけることも多いので、より多くの仲間に助けてもらえるような環境や組織を作っていっている。 子が産まれてからは特にカオスで、同僚に助けられたことも非常に多かった。ありがとうございました。

今年は特に、組織の AI シフトについて色々と考えた年だった。いわゆる「AI利活用」といっても、乗り越えなければいけないことは多い。それをコーポレートエンジニアリングやセキュリティとして支えていく仕組みを作った。 プロダクト開発のほうでも、AI エージェントを課題解決のための手段として当たり前の手段にしていくための一歩として、奇祭ことAI エージェント祭を開催したりしていた。

これら以外にも色々な取り組みがあり、今では組織全体で普通に AI のことを話せるような状態になってきている。自分はゼロからものを作る能力が恥ずかしながら本当に低いなと思うことが多々あるのだが、こうした形でみんなが取り組むことのできるはずみ車を作るのは好きなのだと改めて思った取り組みでもあった。

AI

今年も勢いよく進化を続けていて、キャッチアップするのも大変だが、現実味が増してきた未来も増えており、面白い。わずか数年でよくここまでと思う。

一方、AI スタートアップの執行役員をしながら書くべき話でもないかもしれないが、自分は AI のアウトプットがまだあまり好きではない。細かく言えば、 AI が出力した文章やスライドを、人間が自らの意見として自分に送ってくるのを好まない。いわゆる「AIくささ」が感じられた瞬間、いかに理路整然としていても魂がないように感じてしまって、そこから先を読むのが億劫になってしまう。

この先おそらく「AI くささ」はよりなくなっていくだろうし、自分のようなことを言う人間も少なくなっていく。技術進化と人間の慣れが交差したとたんに、自分も含めて普通のことになっていくのだと思う。 AI の力を借りたものづくりや課題解決は楽しむことができるが、言葉や気持ちはまだ渡したくない。自分の中にまだあるそうした感覚も大事にしながら、未来をつくっていきたい。

総じて、2025年という言葉に慣れる間もなく、本当にあっという間に終わった1年だったが、新しい挑戦、久々の挑戦があった年でもあり、とても楽しかった。

2026年

子どもの成長が第一。1歳、2歳になる親戚の子を見ていると、とてもこの子たちのように自分の子がなるとは想像もつかないけど、そうなっていくのを祈っている。 今は今で大変だけど、今しかできない経験でもあるので、日々を大事にしたい。

子どもが産まれたことで、生活のプライオリティは確かに変わったが、一方で自分の人生の主役から簡単に降りてはいけないとも思う。 生活も仕事も、来年も気概をもって全方面やっていきたい。

引き続きよろしくおねがいします。




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