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2026.2.13 戦争さえなければ

 衆議院選挙が終わった。

 

 結果は大手メディアの予想通り。

(アンケート調査のた結果をもとにしているから、相手が自然現象か人であるかが違うだけで

まるで天気予報みたい。

しかし、天気のような自然現象とは違い、投票は人が自分の意志によりできるものだから、

予想を覆すこともできる。

まだ候補者を決めていない人は《多数による横暴を許さないため》野党を支持、

大きくして欲しかった)

 

       


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 ちょうど最近、たまたま内田樹さんの『生きづらさを考える』という本を

読んだところだった。

 政治のこともあり、「選挙」について考えさせられた

 

 動物とは違い、人の世では若い世代が年長者に逆らって成長してゆく。

(だから社会は進んでいく)

 しかし、今どきの若い人は、社会のことは関心が薄いのか保守的で、

政治では与党、自民党支持する者が多いという。

どうしてだろうと著者は問い、考える。

 

 社会に対して不平不満はいろいろあってもそれがなくなることはないし、

まれたときからある社会は、(多数の若者たちとっては)それなりに安定している

から、あえて反発、反抗することなく育っている。

 自然に保守的となり、長い物には巻かれる」ことになっている

 

 彼らはおそらく、「このシステムの中以外に生きる場がない以上、

その「劣化劣化しているとは感じていない)したシステムに最適化してみせる」

他にどうしようがあるというのだ」と思っているのではないか、といわれる。

 そうだわなぁとうなずいた。

 

(私が若かった時代は、会社の儲け、企業の利益のためがいちばんで、多少は社員の人権、

「公共の福祉」も顧みることなく突っ走り、水俣病などの公害を初め、資本主義の矛盾が

あからさまな社会問題が起こり、他にも資本主義がもたらすさまざまな「生きづらさ」を

抱えていた。

それを克服するにはいまの資本主義社会に代わる社会主義社会の樹立というのが選択肢に

あった。

ソ連や東ヨーロッパの実態が暴かれ、資本主義対社会主義、米ソの「冷戦体制が終わるまでは》

 

いまでは「社会主義」を名乗る中国でさえ、土地の私的所有は認められなくとも「立派な」

資本主義経済の社会。

貧富の差はれっきとしたG7など資本主義国を凌いでいる。

そして、いまのところ資本主義に代わる決定的なシステムは見つかってはいない)

 

 また、「システムが相手じゃ個人には手も足も出せません。

できるのはシステムに適応して、うまく立ち回ることだけです。…

システムを変えることなんか思いもよらない。そういう人が増えている」とも。

(若者だけのことではない)

 

 それにまた、政治デモや政治批判をすることを揶揄する人は

やっても何も変わらないことを自己満足のためにやっている」と思っている

(そうかもしれないと思った。

 

でも、生きること、人生には「自己満足」は大切なこと。

自己満足」は自分に満足することだから、言葉を替えればで自分を「幸せ」と感じることだと思う。

 

何も変わらない」ことはあり得ない。社会のことだから目にわかるようには見えないだけ

「万物は変化、流転する」というのは客観的な真理。信ずるかどうかの心の問題ではない》)

 

       


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 議会・内閣・司法は三権分立」の関係のことも本に述べられていた。

 お互いがけん制し合い権力が一つに集中しないよう同等だとはいっても

それは建前形だけで、実際は、多くの国民は内閣がいちばんエラいのじゃ

勘違いさせられる。

(こんどの選挙結果が与党、自民・維新の内閣の暴政につながらなければいいけれど…)

 

 こんどの寝耳に水のような衆議院解散、選挙という突然の暴挙は、現政権

現内閣が議会から不信任決議を受けてのものではなく、首相が決めて行った。

(日本の首相もどこかの大統領並みにエラくなったもんだ《たぶん、小泉・安倍時代から》

自民党の党利党略以外、ちょっと考えれば国民にとって納得できるものは何もなかった解散、

総選挙。

《連動しての大阪府知事市長選挙のバさは前代未聞だった》

 

社会や政治の大きな問題があっても多くの国民は知らない。

知ろうとしても日々の生活のやりくりに追われ、疲れてできない。

頼りはテレビなど気楽な報道機関だけど、大切ことは伝えてくれない。

あれほど民主主義を期待されたSNSは、逆にフェイクニュースやデマなどの流布、拡散に

利用され、NHKでは番組の合間にわざわざ「○○はデマなので拡散しないで!」と

注意を呼びかけていた

 

『生きづらさを考える』という本は、安倍政権時代に書かれたものだが、

日本の政治をよくするために、最低限、二つのことを行わなければならない

と著者はいう。

 

 選挙制度の改革。

 一つはよくいわれるけれど、少ない得票でも他の候補者より多ければ

その選挙区の議員に選ばれるという、大きな政党に有利な小選挙区制」。

 もう一つは、「議会解散」を首相が任意にする憲法違反の7条解散を廃し、

69条に定める通りに限定すること。

(このことではネットのAIによる概要に、

憲法7条に基づく衆議院解散(いわゆる「7条解散」)の違憲性を指摘し、

これを廃止して解散権を69条に限定すべきだという主張は、憲法学上の「69条説」と呼ばれる…

民主主義的な権力均衡を重視する立場から根強く存在します」とあります)

 

       


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1月の末の記事の終わりに、「まあ、戦争さえなければすべては許せるか…」

そう自分を慰めるしかない、と書いたが本心だ。

 

 日本の全国各地はもちろん、世界の人々の生活、暮らしを知るのが大好きで

旅や紀行などの番組をよく見るこど、どんなに物のない「貧困」な暮らしをし

どんな「秘境」といわれるところに住んでいようと、戦争のない平和な国、

地域の人々はみんな元気で穏やかだ。

 テレビでそういう人々の姿を見ると、「戦争さえなければすべては許せる」か

と思う。

 

(私たちはどこで生まれるかわからない。

たまたま生まれたところの社会に馴染み、そこの習慣、しきたり、文化を身につけこつこつと生き

そして死ぬ。そういうのが当たり前、普通の人の一生というもんだ。

そして、どういう人間としてうまれるかかもわからないのだ)

 

〈オマケの話〉

上のとおり書き、政治なんか「戦争さえなければすべては許せる」と心を慰めても、悶々とする。

悶々としていてふと、高市人気について思った

 

私は誠実そうで、何より「森友事件」で自殺した妻の赤木雅子さんへの対応など共感するので、

前首相の石破さんを自民党ではマシな人だと思っていた。

首相になって日が浅いのでまだまだわからないから首相を辞めなくていいのにと思っていたが、

前回選挙の大敗を受け、負けた責任は自民党全体にあるのに「お前の責任」とされ、辞めさせられた

 

高市人気で大勝利したような今度の選挙結果をいま思うと、これは高市首相が初の女性首相である

こと、それに控え目ではあっても自信に満ちた明るい笑顔の上、話すことに前向きな勢いがある

からだと思う。

前の石破さんのちょっと陰鬱そうな顔は、いくらこの人が慎重で誠実、実直な人でも、見た目、

印象は断然、彼女に敵わない。負けると思う

 

政治はもちろん印象、イメージの問題ではないが、現代のような情報社会では、見た目、

外見重視とまでは言えなくとも、それが人気に大きく影響するのは間違いない気がする。

私には高市という女性の印象は悪い。安倍の子分、弟子として師匠に尽くしたことを

絶対忘れない。

私はヘビのようにしつこい生き物なんだ)

 

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                         ちりとてちん

ながゝと 川一筋や 雪の原  野沢凡兆

 




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