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2025.10.28 哲学は誰にとっても、いつも必要なもの(後)

 今日は最後で、

 〈子どもと対話する意義

受け入れる」のではなく「受け止める

 

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どもと対話する意義

子どもは大人にとって”当たり前”のことに疑問を投げかけてくる。

大人の世界では”常識”と言われ、考えたり行動したりする時の大前提になっていること

(が、よくある)

子どもは、ある意味”未熟”であるがゆえに、それが分からない。

だから、何を言ってもいい、何を聞いてもいい哲学対話の場(に向いている)

 

「受け入れる」のではなく受け止める

相手の言葉をただ「受け止める」 「理解する」のではなく受け止める

(他人のことを「理解する」、思いやり想像力が大切だといわれる。そのせいで)

相手の言うことを聞いて、あまりにも安易に理解した気になっていないだろうか。

軽く「あ、それ、ワカルワカル!」と、すぐ共感する…

物分かりがよさそうな人や思いやりに満ちているように見える人に限って、

むしろ押しつけがましく、独りよがりなことはないだろうか。

相手のことを考え、想像力をたくましくした結果、それが勝手な思い込みになっていないか。

相手を理解するということが先に立つと意外に聞けず

理解できなければ…拒絶ないし無視することにつながりやすい。…

だから聞くことを、理解することから切り離したほうがいい。

聞くこと場を共有すること

(→それは)言葉以前対話的関係

 

     


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子どもと対話する意義

 子どもの姿を見かけると、純真さを絵に描いたような表情に

ついつい目が行ってしまう。

 偶然、目が合うとドキッとする。

 ウソ、虚飾なんか見破られている気がする。

(可愛いさだけではない。

見つめるこっちの心を映す鏡にもなる。

 

子どもを相手の保父さんのような仕事をしていたことがある。

小さな子どもだから「哲学対話のような話はしたことないが子どもだからといい加減に

対応してはならないと反省することがよくあった。

子どもだからこそよけいに真剣にならなければならない)

 

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受け入れる」のではなく「受け止める

 

相手を理解するということが先に立つと意外に聞けず

理解できなければ…拒絶ないし無視することにつながりやすい。…

だから「聞く」ことを、理解することから切り離したほうがいい

ーーー

受け入れる」のではなく「受け止めるということは、

理解するのではなく聞く」ことを大事にしなければならない。

 

理解しようとするより、先ずは聞く」ことをきちんとしなければならない。

 

理解する」ことも「聞く」こともとても身近な日常的な行為だ。

 自分をふり返ってみると、相手を理解するということが先に立」ち、

相手が言うことを「意外に聞け」ていないことを強く感じた。

 

(私の場合、思いやりに満ちているように見え」ても実は「独りよがり」なのだ。

だから勝手な思い込み」が多く、軽く…、すぐ共感」する。

《結局、自分にとって都合のいい誤解、解釈をしてしまっている》

 

相手は答えを求めているのではないのに、ただ聞いてしいだけなのに、

わかった理解した》ふうなことを言う。

私の軽薄な態度でどれだけつまらない夫婦ゲンカを何度したことだろう) 

ーーー

 終わりの聞くことは場を共有すること」「言葉以前対話的関係」も

すごく感じた。

 

(「傾聴」は単に聞くことだけではない。けれど、基本は「聞くに全力を傾けることだ。

聞いて」教わって人は成長する。それは大人になって死ぬまで生涯続く

この歳になり、初めて聞く」ことの奥深さに触れた気がしている)

 

     


〈オマケの話〉

本の終わりに、「恵まれている人間は、自分のことを一般化すべきではなく、

世の中はむしろその逆だと考えたほうがいい。そして自分の境遇に感謝すべき」とあった。

 

ここでの「恵まれている」ということは、とくに優れているということだけでなく、

「普通」「並み」であることも含めてのこと。

そういう状態、境遇自分あれば、「《そういう》自分のことを一般化すべきではなく」、

ということは「恵まれている自分の視点で世の中を見るのではいけない。

自分中心であってはいけない。

 

場を共有する」「言葉以前対話的関係」にお互いがあるためには、そうあらねばならない。

 

 

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                         ちりとてちん

あきかぜの ふきぬけゆくや 人の中  久保田万太郎

 

 




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