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2025.6.24 ①錯視 ②注意

 全部おもしろかったのでみんな紹介したいですが、特に印象深かった四つだけ。

 

① 錯視 高度な視覚機能のなせるわざ

② 注意 明らかな変化なのに気づけない

  噂と評判

④ 予測 将来の危機を過小評価する心の働きコントロール欲求

 

(今日は①と②)

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①「錯視 高度な視覚機能のなせるわざ

平面に描かれた図形が、なぜ立体的に見えるのだろうか?

私たちは立体的な三次元空間に生きている。

しかし、外の世界を見る人間の目の網膜には、カメラと同様に、つねに平面像がうつっている。

それを脳の神経回路が立体に戻して解釈している。

凹凸が見える錯視〉→(次の図を参照)

              

平面から立体を想像した「想像世界」のほうが、リアルな感じがするだろう。

二次元情報である直接の「感覚」よりも、それを立体物として解釈した「知覚」のほうが、

現実に近いからである。

私たちの脳はあるがままを受け身で見ているのではない。世界から有益な情報を

能動的に抽出しているのである。

〈草原に生きる

(アフリカ生まれたホモサピエンスは二本足で立ち、途方もなく長い時間を草原で暮らした)

私たちの視覚は「草原に生きる」ように完備されている。

そうした視覚機能の一部は、今日の文明社会ではそれほど必要なくなったのかもしれない。…

錯視図形やだまし絵を見たときの不思議さの裏には、生物進化の長大な歴史がひかえているのだ

 

②「注意 明らかな変化なのに気づけない

見えているはずの明らかな変化に、なぜ気づかないのか?

注意が払われなかった情報は無視されるという欠点がある。…

無視される」ということを知っているだけでも、だまされる度合いをかなり低減できる。…

食うか食われるかの熾烈な競争から、速い変化に自動的に注意を向ける機能が進化した。

その反面、たとえ明白でも遅い変化には注目できないままだった。

→(私たちの進化の中で「遅い変化への注意は必要なかった。…鈍感でいられる」)

また、視線や指さしに注目する機能は、人間ではきわだって発達している。…

集団の中での協働作業に役立ってきた。→(「円滑なコミュニケーションの実現に貢献」)

注意のスポットライト

何かに集中していると周囲のことがおろそかになる

(著者はここでマジシャンの「テクニックのかなめ」は「注意をひきつける」ことにあるという)

観客の注意をそらせるテクニックのかなめは、視線(まなざし)と指さしである。

人間は、他者が注目しているところに自分も注目する傾向がある。注意共有メカニズム

進化心理学にしたがえば、「生まれながらに身についている機能」は、

進化の過程で獲得された機能が遺伝情報に格納されていると考える。

それは同時に、遺伝情報のコピーミスで、その機能を失った人が現れる場合もあるということだ。…

進化心理学は、その理解を支える視点をもたらしている

      

       

      
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① 錯視 高度な視覚機能のなせるわざ

 

 生活している現実は三次元、立体の世界ということが頭でわかっていても、

目に映った映像はカメラと同じく平面像(虚像)

 (その「矛盾」は、脳の中で立体という実像に補正され、解釈されることにより解決。

そういう話はいつかどこかで聞いたことあるけれど、錯視図下を見てあらためて納得した。

 

      

紙という平面に描かれた同じ楕円形なのに、ちょっと影をつけただけで凸凹が見え、

紙全体としてはまん中が十字になって見える)

 

「見える」という「二次元情報である直接の「感覚」よりも、

それを立体物として解釈した「知覚」のほうが、現実に近い」わけだ。

 

 なるほど!

あるがままを感じるのは本当はすごく難しいのだ。

(「想像」は進化の産物でとても大切だけど、使い方によれば「あるがまま」を見えなくし、

よくないことにつがる恐れがある。

《前記事でも書いた》詐欺で騙され大金を失うというのは、自分個人だけに都合のいい、

つまり自分だけがもっと大金持ちになる想像をするからだと思う。

 

あるがまま」に喜びを見つけ、有難さを感じる、味わえる生き方をしたい。

そうしている自分は想像できる。そういう想像の使い方は楽しい)

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 本にはホモサピエンスは「「草原に生きる」ように完備されている。…」とあり

そのことが具体的な例を挙げて書かれていた。

(その一つは「ヘビ恐怖」。

気の遠くなるほどの長い間、ヘビ的な生物、爬虫類に襲われることを繰り返す生活の中で、ヘビを嫌う

怖れる性向は遺伝子として引き継がれるものになった。「ヘビ恐怖」は遺伝子レベルのもの。

その遺伝子は、ヘビには動物園でしか会わない「今日の文明社会ではそれほど必要なくなった

遺伝子の改変は短期間では不可能なので、まだほとんどの人に存在する。

けれど、遺伝情報のコピーミスにより一部の人には存在しない《そういう人が私の周りにもいた》

 

錯視図形やだまし絵を見たときの不思議さの裏には、

生物進化の長大な歴史がひかえている

錯視図形やだまし絵に引っかかるのも、詐欺に引っかかるのも、ヘビを怖がるのも、

人間が「生物進化の長大な歴史」を背負っているからか…)

 

      

      


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②「注意 明らかな変化なのに気づけない

 

見えているはず」なのに見えていない、「気づかない

注意散漫、ボーっとしていることは、私の場合、視覚障害による視界の狭さも加わりとても多い)

 

注意が払われなかった情報は無視される」、なかったことにされる(なる)

 この事実は、考えてみれば恐ろしいことだ。

注意を払っていても、その注意が及ばず《というより「注意」とは無関係に》、「不運」としか

呼びようのない最悪の事故に遭う人もいる。

先日、高層マンションンから人が落ちてきて、たまたま自転車で通っていた人が巻き込まれ、

お二人と亡くなったというニュースを聞いた。

注意を払らい、青信号に変わったことを確認してから横断歩道を渡っていても、突っ込んでくる車)

 

「ヒューマンエラー」という言葉もあるように、どれほど注意し、気をつけて

いても人間はミスをおかす。

 しかし、そのこと「知っているだけでも、だまされるミスする度合い(程度)

かなり低減できる」んだ。

 人のできることは、自らの力で可能な限り努力し、後は天命(神仏、ウン)

委ねるほかない。

(ある意味、天や神のような存在ともいえる遺伝子それだって遺伝情報のコピーミスをおかす

こともあるという。人間の自分がミスするのも当然かと、ヘンに感心した。

だけどコピーミスを含め、すべてのミス《失敗》は成功《「進化」の話でいえば「適応」》なのだ

 

 

 

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                        ちりとてちん

青蛙 おのれもペンキ ぬりたてか  芥川龍之介

 

 




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