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2024.10.1 いつもの場所で

益田ミリさんの

『今日の人生3 いつもの場所で』 を読んだ。

 

 

益田さんの絵を見、短い文を読むと心がホンワカする。 

 

小学生でも描けそうな素朴な(漫画というかイラストというか)で、その日の出来事

感じたことを「今日の人生」として記した絵日記ふうな、やさしい本。

 

(絵だからこその雰囲気が伝わり、添えられた文も生きるというものですが、

絵が紹介できなくても文だけでも紹介《引用》したくなった)

 

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ぼんやりしないことのほうがもったいない

 

益田さんはまだまだ働き盛り。

仕事がら、編集者との打ち合わせとか時間に追われることが多い。

「忙中閑あり」ではないけれど、ある日、知らぬうちにぼんやりし、

その心地よさに浸り、あらためて感慨深く思った。

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頭上にあるのは記憶の中の桜でもあり

 

     


春のある日、ふと頭の上のに目が行った。

目の前頭上に思う。

そのは「いま・ここ」のだけど、昔見た「思い出」のでもあるんだな。

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文明がこんなに発達しても…と、スイカを買った今日の人生

 

益田さんの大好きなスイカ。子どものころもよく食べた。

文明が…発達してもその頃と変わらず私は買う。

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みなが動かないその数十秒。…「ルール」の美しさを感じた今日の人生

 

     


赤信号で止まるという単純なルールをみなが守ることに美しさ」を感じた著者。

そんなことに美しさ」を感じた益田さんがいい。美しいと思った。

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大人たちから与えられるはずだった笑顔。…このころの禍で一体いくつくらい受け取れなかった

んだろう

 

児童養護施設で働いていたから、幼いときから親に愛情をかけてもらえない、

笑顔を与えてもらえない子どもたちにいっぱい接してきた。

《それでもその子どもはその親を慕う》

ホント、「一体いくつくらい受け取れなかったんだろう」)

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今、この怒っている時間を→本当にムダだと感じつつ、…これまでの自分の人生の腹立つタイムを

合計すると…と思った今日の人生

 

腹立つタイム」。 なるほど!

私は老人になり(この前の記事で書いた)「老年期的超越」を感じるけれど、

(どうやら自分の中では両立が可能なようで)「怒りっぽい年寄り」にもなった。

《怒るといっても相手は社会。社会に腹立つ。もっとも昔からそうだけど》

しかし「老年期的超越」に中和され、怒りをエネルギーに闘うことせず、ただムダにし諦めで

終わっている)

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小学校帰りの子供たちが…秋の太陽で影絵をしていて…美しいものを見た!…と思った今日の人生

 

夕焼け。

もうじき沈んで消える今日の太陽の光の中で、手で動物か何かの形を作って

影絵を楽しんでいる小学校帰りの子供たち美しいと感じる益田さん。

そんな益田さんがまた美しいと思った。

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(お気に入りの美術館を見て)外に出ると秋の夕焼けが広がっていて…

人間の造ったもんも美しいけれども…夕焼けにはかなわんな…しみじみした今日の人生

 

私は美術館はどこもあまり興味ないけれど、自然は真反対。

普段の生活の場も感じれば自然はいろいろ、いっぱい見つかる。

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生クリームかバタークリームか…人生においてのこーゆー幸せな迷いをあと3倍くらいほしい…

と思った今日の人生

 

ケーキ屋さんで生クリームにしようかそれともバタークリームと悩む。

好きなものの選択という幸せな迷い

(迷わずどっちもゲットすればいいと思った)

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(小さいころ好きだった凧あげしている子どもを見て)きっと…今のわたしのためにも…

あそんでくれていたのです

 

その子どもはただ一心に凧あげを楽しんでいるだけだけど、

それを見ていた益田さんは今のわたしのためにも…あそんでくれていたと思う。

そういう著者の感性に憧れる。

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(生垣の向こうのノラ猫さんに影でなぜ《撫で》られそうと手を伸ばす益田さん)

猫のひたいにわたしの手の影…なぜなぜできました…ふと思ったんです…影ってアバターやん

 

なぜなぜできてよかったね、と言いたくなった。

(影は本物の「分身」だから、実際できないこともできる。

影なら「ノラ猫さんなぜなぜ」も、「怖くて手を出せないヤツをどつく」こともできる)

 

 

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                          ちりとてちん

夕焼けを くしゃくしゃにして  ポケットに  津田このみ




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