以下の内容はhttps://kamas-cars.hatenablog.com/entry/2024/01/01/010655より取得しました。


ベンツCクラス(W205)の冷却水警告が出たら?クーラント補充方法を写真で解説

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています


ベンツW205で「冷却水を点検してください」という警告が出たら、エンジンを切って冷えた状態で冷却水を補充すればほとんどのケースで解決できます。

この記事では実際の作業写真つきで補充手順をわかりやすく解説します。所要時間は10分ほど、DIY初心者でも問題ありません。

また「純正品じゃないとダメ?」「LLCとSLLCどっちがいい?」といったよくある疑問にもすべて答えています。

筆者はW205 Cクラスを約9年・7万km以上所有しており、この冷却水補充も実際に自分で行いました。1L近く補充が必要だったという体験を踏まえ、同じ状況の方の参考になるよう解説します。

「冷却水を点検してください」が出たらどうする?

メーターパネルに上記のようなメッセージが表示が出たら、冷却水(クーラント)の補充が必要です。

冷却水の量が規定量以下になると警告が表示されます。慌てず、まずエンジンを切って冷やしてから対処しましょう。

W205は冷却水が減りやすい?

冷却水が減る理由は一般的に「自然蒸発」か「漏れ」のいずれかです。自然蒸発による減少量は1年間で300〜500ml程度とされています。

ですので通常、警告が出るほど減るのは漏れを疑う場面ですが、W205世代のCクラスは漏れがなくとも減りが早いというオーナー間の報告が多く見られます。

補充してもすぐに警告が再点灯する場合はプロへの点検をおすすめしますが、まずはDIYで補充を試みましょう。

冷却水警告が出たまま走るとどうなる?

冷却水はエンジンの熱を下げる重要な役割があります。
そのため、冷却水が不足した状態で走行を続けるとエンジンを十分に冷却できなくなり、オーバーヒートを起こす可能性があります。

オーバーヒートすると

  • エンジン損傷
  • ヘッドガスケット破損
  • 高額修理(数十万円以上
になるケースもあります。

警告が出た場合は、早めに冷却水量を確認することが大切です。

冷却水の入れ方(W205)ステップごとに解説

それではW205を例に、実際の補充手順を説明します。

①冷却水タンクのフタを開ける


冷却水タンクはボンネットを開けて向かって左側にあります。

  • 注意!
    エンジンが温まっている状態では絶対に開けないでください。熱された冷却水が噴き出す危険があります。必ずエンジンが完全に冷えた状態で開けましょう。

②冷却水を薄める

ベンツ純正品の冷却水は希釈タイプです。冷却水:水=1:1の割合で薄めます。

薄めるのに使う水は水道水でOKです。ミネラルウォーターは硬水が多く、マグネシウムなどの不純物が冷却水の成分と反応して予期しない不具合を起こす恐れがあるため避けてください。

なお、緊急でちょっと足すだけ…という場合は水道水を直接入れるだけでも一時的な対処として有効です。

純正の冷却水は青緑色。これを水と1:1で薄めて使います。

純正の冷却水は青緑色でした。これを水と1:1で薄めて使います。
③薄めた冷却水をタンクへ入れる

薄めた冷却水をゆっくりタンクへ注いでいきます。

タンク内を覗くとT字型の印が見えますが、そこが補充量(液面)の目安です。T字の印に合わせて注ぎましょう。

筆者の場合、警告が出た時点で1L近く補充が必要でした。警告が出るほど減っていると、かなりの量が必要になることがわかります。

補充前のタンク内の様子。全く液面は見えません。
補充の目安はタンク内にあるT字型のところです。1L近くも入りました…めっちゃ減ってるやん。

W205の冷却水補充量の目安

警告が出た場合の補充量は500ml〜1L程度になることが多いです。上述した通り、私のW205でも約1Lほど補充して警告が消えました。

ただし減り方には個体差があるため、リザーバータンクの目盛りを確認しながら補充することが大切です。

冷却水の役割と成分

冷却水の役割

冷却水は「クーラント」とも呼ばれ、エンジンを冷やす重要な役割を担っています。

エンジンはガソリンを点火・爆発させることで動力を得ており、その過程で大量の熱が発生します。冷却水はその熱を吸収してエンジンを適切な温度に保ち、オーバーヒート(熱によるエンジン故障)を防いでいます。

冷却水が枯渇した状態でエンジンをかけ続けると、深刻なエンジントラブルにつながります。警告が出たら早めに対処しましょう。

冷却水の成分

冷却水の主成分は「水」ですが、以下の添加成分が含まれています。

  • 不凍成分(エチレングリコールまたはプロピレングリコール)
    冬場に冷却水が凍結しないようにするための成分です。これがないと、冬にクーラントが凍って機能しなくなるだけでなく、流路が破裂する危険もあります。
  • 防錆成分
    エンジン内部の金属と水が接触する部分から錆が発生すると、流路が詰まりオーバーヒートの原因になります。防錆成分はこれを防ぎます。
  • 消泡剤
    泡立ちを抑えることで、冷却効率の低下を防ぎます。

LLCとSLLCの違いと選び方

冷却水には寿命の違いによって2種類あります。

  1. LLC(Long Life Coolant):2年ごとの交換が推奨されるタイプ
  2. SLLC(Super Long Life Coolant)**:LLCより寿命が長く、7年以上・メーカーによっては11年交換不要とされる商品もある

どっちを選ぶべき?

「今タンクに入っているものと同じ種類を選ぶ」もしくは「純正品相当を選ぶ」のが正解です。どちらかわからない場合はSLLCを入れておくのが安心です。

LLCとSLLCを混ぜてもいい?

基本的には混ぜない方が無難です。LLCとSLLCでは推奨交換頻度が異なるため、混ぜるとLLCの劣化管理が難しくなります。ただし、2年ごとにきっちり交換するサイクルを守るのであれば、混ぜて使っても性能上の問題はありません。

冷却水の色について

ホームセンターやカー用品店に行くと、冷却水は様々な色があることに気づくと思います。

なぜ色がついているの?

劣化や汚れを目視で判別しやすくするためと、漏れが発生した際に検知しやすくするために、あえて染料が添加されています。一般的な色分けは以下の通りです。

  • LLC⇒緑・赤
  • SLLC⇒青・ピンク

違う色を混ぜてもいい?

混ぜない方がベターです。緑と赤を混ぜると黒っぽい色になり、劣化しているかどうかの目視判断が難しくなります。ただし性能上は問題なく、劣化の目視管理をしないのであれば違う色を混ぜても特段の問題はありません。

ベンツの冷却水は純正以外でもいい?

純正品じゃなきゃダメ?ホームセンターの汎用品で代用できないの?」と思う方は多いと思います。

結論として、筆者はいろいろ調べた末に純正品を選びました。理由は以下の通りです。

ベンツ純正品の冷却水は「メルセデスベンツ325.0規格」を満たしています。成分は「エタン-1,2-ジオール(=エチレングリコール)系」と読み取れましたが、防錆成分など詳細な情報がほとんど公開されておらず、市販品との互換性を完全に確認できませんでした。

ベンツの冷却水は「MB規格(325.0)」を満たす製品なら
純正以外でも使用可能と思うんですが、「汎用品でも大丈夫」という確証が取れなかったため、安心を優先して純正品にした次第です。ちょっと高いんですけどね。

ベンツ純正の冷却水はコレ

まず、ベンツ純正品の冷却水はこちら。

  • 品番:A000989082520
  • カラー:青緑

Amazon・楽天市場・Yahooショッピングで購入可能です。ちょっと高いですが、いざという時のためにストックしておくのもおすすめです。

よくある質問(FAQ)

  • Q. ベンツの冷却水は純正品でないといけませんか?

    A. 純正品が最も安心ですが、メルセデスベンツの「325.0」規格に対応した市販品でも代用可能とされています。ただし成分の詳細情報が少ないため、筆者は純正品を選択しました。

  • Q. 冷却水の警告が出たらすぐ走ってはいけませんか?

    A. 警告が出た直後であれば少量の走行は可能なケースが多いですが、できるだけ早めに補充するのが安全です。冷却水が完全に枯渇した状態での走行はオーバーヒートの原因になります。

  • Q. W205はなぜ冷却水が減りやすいのですか?

    A. 明確な原因はメーカーから公表されていませんが、W205世代のCクラスは漏れがなくとも減りが早いというオーナー間の報告が多く見られます。補充後もすぐに警告が再点灯する場合はディーラーへの相談をおすすめします。

  • Q. 薄めるときの水は水道水でいいですか?

    A. はい、水道水でOKです。ミネラルウォーターは不純物が多く、冷却水の成分と反応して不具合を起こす恐れがあるため避けてください。

  • Q. 緊急時はどうすればいいですか?

    A. 緊急で少量補充するだけであれば、水道水を直接タンクに入れるだけでも一時的な対処になります。ただし早めに正規の冷却水で補充し直すことをおすすめします。

まとめ

今回はW205での冷却水補充方法を解説しました。

  1. 警告が出たらエンジンを冷やしてから補充する
  2. 冷却水は水道水で1:1に希釈して使う
  3. タンク内のT字印が補充量の目安
  4. 純正品を使うのが最も安心

冷却水の警告が出ても、手順を知っていれば焦らずDIYで対処できます。いざという時のために純正クーラントをストックしておくと安心ですよ。

ウォッシャー液関連のトラブルについては「ベンツのウォッシャー液が出ない?原因について解説」も参考にしてみてください。

その他、W205のメンテナンス関連の記事
「低年式ベンツの車検はいくらぐらい?9年目のCクラスの車検費用をご紹介」
「W205型ベンツCクラス、7万キロ走るとどこが劣化する?中古車選びの注意点も解説!」なども参考にしてみてくださいね。




以上の内容はhttps://kamas-cars.hatenablog.com/entry/2024/01/01/010655より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14