REGZA 65X8900N [65インチ] スペック・仕様・特長

TVS REGZAは、2024年モデルの「4Kレグザ」として、3シリーズ11機種を発表した。各シリーズのラインアップと発売日は以下のとおり。

・4K有機ELレグザ「X8900Nシリーズ」（4月12日発売予定）

65V型「65X8900N」、55V型「55X8900N」、48V型「48X8900N」

・4K Mini LED液晶レグザ「Z870Nシリーズ」（5月31日発売予定）

75V型「75Z870N」、65V型「65Z870N」、55V型「55Z870N」

・4K液晶レグザ「Z670Nシリーズ」（5月17日発売予定）

75V型「75Z670N」、65V型「65Z670N」、55V型「55Z670N」、50V型「50Z670N」、43V型「43Z670N」

すべてのシリーズにおいて、画質面では、高画質映像処理エンジン「レグザエンジンZR」を採用。各パネルモジュールのポテンシャルを引き出し、高画質化するほか、「ノイズの少ない、美しい映像を再現する」とうたう。なかでも、「レグザエンジンZRα」搭載モデルでのみ可能だったバンディングノイズの抑制処理に対応することで、「ネット動画をより自然で高画質な映像で楽しめるようになった」とのことだ。

また、「X8900Nシリーズ」は、新開発でレグザ専用の高コントラスト低反射有機ELパネルモジュールを装備。「Z870Nシリーズ」は、輝度が従来比約1.3倍（※1）に向上した、新開発4K Mini LED液晶パネルモジュールを備える。このほか、「Z670Nシリーズ」は、新開発全面直下型広色域高輝度LEDパネルモジュールを採用した。

機能面では、ネット動画を美しくなめらかに再現するという「ネット動画ビューティ」、放送波のノイズを低減する「地デジAIビューティ」、健康的で自然な色と質感で人肌を再現するという「ナチュラルフェイストーン」に対応した。

さらに、「推し活にも便利な視聴機能」を用意。テレビ番組/ネット動画の垣根を超えて、視聴したい番組をシームレスに探せるという「ざんまいスマートアクセス」に対応する。加えて、「みるコレ番組ガイド」が「推し活」などに役立つ機能として進化。気になるアイドルや俳優などを登録すると、そのタレントだけを集めた推しの出演番組スケジュールを表示する。見逃し配信の視聴をサポートする新機能「番組こねくと」の利用も可能だ。

音質面では、いずれのシリーズも、レグザ重低音立体音響システムを装備。立体音響技術「Dolby Atmos」をサポートする。また、別売りの新レグザサウンドシステム「TS216G」を使用して、さらに迫力のあるサウンドを手軽に楽しめるのも特徴だ。

主な仕様は、いずれも画面解像度が3840×2160ドット。HDRをサポートし、「HDR 10+ ADAPTIVE」「Dolby VISION IQ」「HDR 10」「HLG HDR」規格に対応する。

チューナー数は、「X8900Nシリーズ」がBS4K/110度CS4K×2、地上/BS/110度CSデジタル×3。「Z870Nシリーズ」（※2）がBS4K/110度CS4K×2、地上デジタル×9、BS/110度CSデジタル×3。「Z670Nシリーズ」がBS4K/110度CS4K×2、地上/BS/110度CSデジタル×3。このほか、AirPlay 2、スクリーンミラーリングにも対応した。

「X8900Nシリーズ」の市場想定価格は、65V型「65X8900N」が440,000円前後、55V型「55X8900N」が330,000円前後、48V型「48X8900N」が264,000円前後。

「Z870Nシリーズ」の市場想定価格は、75V型「75Z870N」が528,000円前後、65V型「65Z870N」が396,000円前後、55V型「55Z870N」が308,000円前後。

「Z670Nシリーズ」の市場想定価格は、75V型「75Z670N」が374,000円前後、65V型「65Z670N」が286,000円前後、55V型「55Z670N」が242,000円前後、50V型「50Z670N」が187,000円前後、43V型「43Z670N」が165,000円前後。

（※1）4K Mini LED液晶レグザ「65Z870N」と「65Z870M」（2023年モデル）との比較

（※2）4K Mini LED液晶レグザ「Z870Nシリーズ」はタイムシフトマシンに対応