製品特長
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「繊細さと力強さ」を高い次元で両立するために、出力段には微小領域から大電流領域までのリニアリティに優れ、大電流を流すことができるUHC-MOS( Ultra High Current MOS ) FETをシングルプッシュプルで用いるシンプルな回路を採用しています。多数の素子を並列駆動して大電流を得る手法において問題となる素子の性能のバラツキによる音の濁りを解決し、楽音の繊細な表情までを描ききる表現力を実現するために、デノンは1ペアという最小単位の素子による増幅にこだわり続けてきました。本機には高耐圧、大容量(ピーク電流210A)のUHC-MOS FETを採用しています。
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増幅回路を従来のフラットアンプ+パワーアンプの2段構成からハイゲインパワーアンプによる1段構成に変更。音声信号が通過する素子の数を減らし、信号経路を限りなく短くすることにより、純度の高いサウンドを実現しました。さらに、パワーアンプ出力段の保護回路を刷新。電流リミッターを取り除き、パワートランジスタの温度変化をリアルタイムでモニターする方式に変更しました。加えてドライバー段のトランジスタの電流容量も1.5Aから2Aに強化。その結果、アンプの瞬時電流供給能力は従来の2倍以上(110 A)となり、スピーカー駆動力の飛躍的な向上(ダンピングファクター: 700以上 20Hz 〜 20kHz )を実現しました。
PMA-2500NEでは、パワーアンプのUHC-MOS、温度補償トランジスタに加え、新たにパワーアンプのドライバー段のトランジスタもラジエータ(銅プレート)に熱結合しました。アイドリング電流に関わる全ての素子が熱結合される為、アイドリング電流の安定度が増し、ぶれない安定した音を実現することができました。
回路のシンプル&ストレート化を徹底するために、入力から出力に至るまで、アクティブサーボ回路とカップリングコンデンサーを完全に排除しました。DC安定度の高いアンプ回路を実現するため、DCサーボ回路にはコンデンサーと抵抗によるシンプルなパッシブ回路を用いています。また、Dual FET+カスコードブートストラップ接続によるFET差動入力アンプ回路を見直すことでDC特性を改善し、従来モデルよりも安定した低域再生を実現しました。
●強力な電源回路
●ダイレクト・メカニカル・グラウンド・コンストラクション
●DSD 11.2 MHz、PCM 384 kHz / 32bit対応USB-DAC
●PCノイズを排除するデジタルアイソレーター
●アナログモード
●Advanced AL32 Processing Plus
●真鍮削り出し金メッキ入力端子(CD / PHONO)
●録音出力端子
●左右音量バランス調整機能
●トーンコントロール
●オートスタンバイモード(出荷時OFF)