ステレオ
左右2本で構成するスピーカー。
センター
前方の中央に設置し、セリフやボーカルをくっきりと再生するためのスピーカー。
ステレオ/センター
ステレオスピーカーとしても、センタースピーカーとしても利用できるタイプ。
ウーファー
主に低音域を担当するスピーカー。
ツイーター
主に高音域を担当するスピーカー。
2.1
左右2本のスピーカーとサブウーファーの、計3本のスピーカーで構成されたセット。
3.1
「2.1」に、さらにセンタースピーカーを加えたセット。
5.1
計6本のスピーカーで構成されたセットで、映画館のような臨場感が得られる
6.1
「5.1」に、さらに真後ろのセンタースピーカーを加えた、計7本構成のセット。
WAY
1WAYは「フルレンジ」1本だけのスピーカー、2WAYは「ウーファー」と「ツイーター」のように2種類のスピーカーユニットを使ったものです。さらに「ミッドレンジ」が加わると3WAY、「スーパーツイーター」などが加わると4WAYとなります。2本以上のスピーカーユニットで構成されたスピーカーは、マルチウェイといわれます。
搭載ユニット数
スピーカーに搭載されている、スピーカーユニットの数です。フルレンジであれば 通常1本のみですが、2WAYでは2本(ダブルウーファーの場合は3本)、2.5WAYでは3本が一般的です。WAY数が大きくなるほど、搭載されるスピーカーユニット数も多くなります。
インピーダンス
スピーカーが持つ電気抵抗の大きさを表す数値で、Ω(オーム)という単位で表します。かつては32Ωや16Ωというものもありましたが、最近のスピーカーでは4〜8Ωのものが増えています。なお、インピーダンスと音質との関係については諸説ありますが、一般的な使い方であればあまり神経質になる必要はありません。
許容入力
スピーカーが壊れずに耐えられるパワー(容量)で、W(ワット)で表します。
2015年9月29日 13:16掲載
ヤマハは、HiFi専用スピーカーの新モデルとして、2Way構成でブックシェルフ型の「NS-B330」と、2Way・3スピーカー構成のトールボーイ型「NS-F330」の2機種を発表。10月29日より予約受付を開始し、11月下旬より発売する。
いずれも、ハイレゾ音源の再生に対応した新開発の3cmブラックアノダイズド・アルミツイーターを搭載したHiFi専用スピーカー。金属振動板の音を抑える独自の黒色皮膜処理アルミダイヤフラムやCCAW(銅クラッドアルミ線)によるボイスコイルを採用したツイーターで、振動板およびボイスコイルを軽量、高剛性化した。これにより、ハイレゾ再生に必要な45kHz(-10dB)までの再生周波数帯域を確保しながら強度を保ち、リアルで厚みのある高音再生を実現するという。
ウーハーには、1980年代のHiFiスピーカー「NS-1 classics」直系素材によるPMD振動板を現代に甦らせた13cmPMDコーンウーファーを採用。「NS-F330」は、同ウーハーを2本搭載したツインウーハー構成とし、量感豊かな低音を再現する。
さらに、ツイーターの指向特性を、家庭用に最適な水平135度/垂直120度に規制し、直接音と間接音との比率をコントロールすることで、高音域の壁面反射に起因する悪影響を軽減するウェーブガイドホーンを採用。音像定位や周波数特性の乱れを防ぎ、ツイーターの低域側特性を改善。歯切れの良い中高音を実現した。
このほか、本体側バッフル(サブバッフル)の上にアウターバッフルを取り付け、バッフル面の高剛性化を実現するWバッフル構造と、側面を湾曲させて剛性を確保し、定在波の低減を追求したタンブルフォームデザインによる高剛性・低共振エンクロージュアを採用。「NS-F330」にはバイワイヤリング対応の金メッキ仕様スピーカー端子を装備した。
■「NS-B330」
主な仕様は、再生周波数が55Hz〜45kHz(-10db)、出力音圧が87dB、インピーダンスが6Ω、許容入力が40W、最大入力が120W。本体サイズは183(幅)×320(高さ)×267(奥行)mm。重量は6.1kg。ボディカラーはウォルナットとブラック。
価格は43,000円/ペア(税別)。
■「NS-F330」
主な仕様は、再生周波数が40Hz〜45kHz(-10db)、出力音圧が89dB、インピーダンスが6Ω、許容入力が50W、最大入力が200W。本体サイズは202(幅)×950(高さ)×299(奥行)mm。重量は18.2kg。ボディカラーはウォルナットとブラック。
価格は35,000円/1本(税別)。