SP 35mm F/1.8 Di VC USD (Model F012) [キヤノン用] スペック・仕様・特長

タムロンは、新SP（Super Performance）シリーズ第1弾のレンズとして、35mm判フルサイズデジタル一眼レフカメラ対応の大口径広角レンズ「SP 35mm F/1.8 Di VC USD（Model F012）」と、大口径標準レンズ「SP 45mm F/1.8 Di VC USD（Model F013）」を発表。ニコン、キヤノン用を9月29日より発売する。なお、ソニー用についても順次発売するとのことだ。

いずれも、フルサイズのほか、APS-Cカメラにも適した高性能で実用性の高い単焦点レンズ。各種硝材の採用と最新の光学設計技術で諸収差を極限まで低減し、高い解像力を実現。また、開放F値はF1.8に設定しており、なめらかなボケ味を実現する。

さらに、手ブレ補正機構「VC（Vibration Compensation）」を搭載（ソニー用はソニー製デジタル一眼レフカメラボディ内に手ブレ補正機能を搭載しているため「VC」非搭載）。夕暮れ時や薄暗い室内など、低照度下の手持ち撮影時に生じやすい手ブレを抑制することで、手持ち撮影の自由度が向上。細かなブレを抑え、カメラとレンズが持つ高い性能を引き出せる。

このほか、最短撮影距離は「SP 35mm F/1.8 Di VC USD（Model F012）」が0.2m、「SP 45mm F/1.8 Di VC USD（Model F013）」が0.29mと、最高クラスの近接撮影が可能。被写体へ近寄れることで、撮影の自由度を拡大するほか、フローティングシステムの採用により、近接領域から全撮影領域で高い描写性能を発揮するという。

■「SP 35mm F/1.8 Di VC USD（Model F012）」

主な仕様は、レンズ構成が9群10枚、絞り羽根枚数が9枚（円形絞り）、最大撮影倍率が1:2.5。最短撮影距離が0.2m。キヤノン用の本体サイズは80.4（最大径）×80.8mm（全長）mm、重量が480g。ニコン用の本体サイズは80.4（最大径）×78.3mm（全長）mm、重量が450g。フィルター径は67mm。花型フードとレンズキャップが付属する。

価格は90,000円（税別）。

■「SP 45mm F/1.8 Di VC USD（Model F013）」

主な仕様は、レンズ構成が8群10枚、絞り羽根枚数が9枚（円形絞り）、最大撮影倍率が1:3.4。最短撮影距離が0.29m。 キヤノン用の本体サイズは80.4（最大径）×91.7mm（全長）mm、重量が540g。ニコン用の本体サイズは80.4（最大径）×89.2mm（全長）mm、重量が520g。フィルター径は67mm。花型フードとレンズキャップが付属する。

価格は90,000円（税別）。