E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650 スペック・仕様・特長

ソニーは、Eマウント規格に対応した交換レンズの新製品として、標準ズームレンズ「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650」（以下「SELP1650」）、超広角ズームレンズ「E 10-18mm F4 OSS SEL1018」（以下「SEL1018」）、単焦点レンズ「E 35mm F1.8 OSS SEL35F18」（以下「SEL35F18」）の3機種を発表。11月16日より順次発売する。

■新標準ズームレンズ「SELP1650」（2013年1月に発売）

携帯性にすぐれたリトラクタブル機構を採用した新標準ズームレンズ。焦点距離は35mm判換算で広角24mmから望遠75mmまでをカバーし、現行の「SEL1855」（全長60mm）と比べて、長さが半分以下の薄型化を実現している。また、なめらかなズーミングが行えるパワーズームを搭載。動画撮影時でも一定速度でのズーム操作が可能となっている。加えて、光学式手ブレ補正機能も内蔵している。

操作リングは、オートフォーカス時はズームリング、マニュアルフォーカス時はフォーカスリングに切り替えることが可能。ED（特殊低分散）ガラスや非球面ガラスを採用した最新の光学系により、シャープな写りを実現している。

主な仕様は、レンズ構成が8群9枚、画角（APS-C装着時）が83-32度、最小絞り（F値）が22-36、絞り羽根枚数が7、最短撮影距離が0.25-0.3m、最大撮影倍率が0.215倍、フィルター径が40.5mm。本体サイズは64.7（最大径）×29.9（長さ）mm、重量は約116gとなる。

価格は42,000円。

■超広角ズームレンズ「SEL1018」（2012年11月16日に発売）

超広角15mmから広角27mmまでの焦点距離（35mm判換算）をカバーする超広角ズームレンズ。Eマウントで最も広い超広角ズームを実現したことで、より印象的な写真をとらえることが可能となっている。また、全画角でF4の明るさを実現するとともに、スーパーED（特殊低分散）ガラスを用いた光学系により、画面中心から周辺まで開放絞りから安定した高解像･高コントラストの写りを実現している。

このほか、レンズ内に光学式手ブレ補正機能を内蔵。広がりを強調したい風景などの本格的な広角撮影が行える。

主な仕様は、レンズ構成が8群10枚、画角（APS-C装着時）が109-76度、最小絞り（F値）が22、絞り羽根枚数が7、最短撮影距離が0.25m、最大撮影倍率が0.1倍、フィルター径が62mm。本体サイズは70（最大径）×63.5（長さ）mm、重量は約225gとなる。

価格は99,750円。

■単焦点レンズ「SEL35F18」 （2012年12月に発売）

全長約45mm、重さ約154gという小型・軽量ボディを採用しながらも、35mm判換算の焦点距離で52．5mm、開放絞りF値1.8を実現した単焦点レンズ。手軽に持ち歩くことができ、風景撮影・街撮りやぼけ味を生かしたポートレート撮影が行える。さらに、レンズ内光学式手ブレ補正機能も内蔵。薄暗いシーンでの手持ち撮影など、様々な撮影シーンに対応している。

主な仕様は、レンズ構成が6群8枚、画角（APS-C装着時）が44度、最小絞り（F値）が22、絞り羽根枚数が7、最短撮影距離が0.3m、最大撮影倍率が0.15倍、フィルター径が49mm。本体サイズは63（最大径）×45（長さ）mm、重量は約154gとなる。

価格は55,650円。