REGZA 42Z3 [42インチ] スペック・仕様・特長

東芝は、液晶テレビ「REGZA」の新モデルとして、「Z3」シリーズと「ZP3」シリーズを発表。「Z3」シリーズを10月上旬、「ZP3」シリーズを11月中旬より発売する。

いずれも、高画質映像処理システム「レグザエンジンCEVO」で実現する4種類の超解像技術とカラーテクスチャー復元技術を採用した「レゾリューションプラス7」を新たに搭載。通常のテレビ放送は、元映像がデジタル放送信号に変換される過程で色の情報が少なくなるが、新モデルでは新たに採用したカラーテクスチャー復元技術により、色の濃い部分のテクスチャー部を形成する輝度情報を緻密に高めることで、より鮮やかで質感のある映像を作り出すことができるという。

液晶パネルには「フルHD IPSクリアパネル」を搭載。IPSフルHDパネルに専用LEDバックライトカラーフィルターを採用し、明るく鮮やかな映像描写を実現している。また、バックライトLEDの点灯を高精度に制御することで、200万:1のダイナミックコントラストを実現。120Hzの倍速駆動とバックライト制御を組み合わせた「アクティブスキャン240」にも対応しており、毎秒240コマ相当の動画応答性も実現している。さらに、LED光源には専用の蛍光体を採用することでハイビジョンテレビ向け色空間標準規格（ITU-R BT.709）の99%におよぶ色再現性も実現している。

ネットワーク機能では、ネットワーク接続された他の「REGZA」や「REGZAブルーレイ」、スマートフォンなどと組み合わせて自宅の好きな場所で好きな録画番組などを楽しめる「レグザリンク・シェア」を新たに搭載。USB HDDに録画した番組をネットワーク経由で配信できる「サーバー機能」、DTCP-IP対応のコンテンツサーバー機能を持つ「REGZAブルーレイ」などに保存されているコンテンツを再生できる「プレーヤー機能」、「レグザAppsコネクト」のアプリ「RZ見るナビ」をインストールしたスマートフォンやタブレットの操作で、家庭内ネットワークに接続された「REGZAブルーレイ」に録画した番組を視聴できる「レンダラー機能」などを利用可能だ。

録画機能は、地上デジタルチューナーを3基搭載し、地デジ番組を自由に視聴しながら同時に2番組をUSB HDDに録画できる「地デジ見ながらW録」を搭載。新たに、長時間録画機能を搭載しており、ASモード利用時で2TBのUSB HDDに最大約711時間録画できる。なお、2番組同時の長時間録画にも対応する。

このほか、「ZP3」シリーズは、偏光フィルター方式の「シアターグラス3D」を採用した3D立体視に対応。専用メガネ「レグザシアターグラス FPT-P200(J)」が標準で1個する。

ラインアップは、「Z3」シリーズが47V型の「47Z3」、42V型の「42Z3」、37V型の「37Z3」、「ZP3」シリーズが42V型の「42ZP3」、37V型の「37ZP3」。価格はいずれもオープン。