
氷の上を滑るペンギンを操作して、特定の位置に移動させる2Dグリッドベースパズルです。
ベースとなるルールはスライドパズルで、特定の方向に動かすと壁に当たるまで止まらないというものになります。
そのため動かす手順を考えたり、クリアの一歩手前の状態を推測するのが大事になります。

本作の最大の魅力は、かなりの数が用意された「仕様」と、その理解と活用にあります。
近年のパズルゲームは、「こんなことできるのか」「そんなことできるの!?」という、気付きやひらめき、プレイヤーの知識によって同じものの見え方が変わる、そういった要素が用意されていますが、本作はそれらの気付き自体をゲームシステムに組み込み、仕様を理解していく度に先に進めていけるようなデザインになっています。
1回見つけた仕様は後から見返せるような図鑑が用意されています。
このようなシステムは他で見たことが無いのでかなり画期的な仕組みだと思います。

最初のマップから「ここ到達できなくない?」みたいなパズルがあり、ゲームを進めていくことにより到達できるようになる秀逸なデザインになっています。
問題数も非常に多く、コアなパズルゲーマーも満足できる作品だと思います。
筆者プレイ時間:14.3時間
価格:2300円