インターネットでの人気コンテンツとして、「国語の問題で使われた文章の作者ですが、その問題を解いてみたけど、ぜんぜんわからなかったよ! 作者なのに…」というのがありますよね。これはけっこういつもバズるので、僕もやってみたいと思ったのですが、残念ながら僕が書いた文章で国語の読解問題として出題されたものはない。

しかしかわりに大規模言語モデルがあるんですよね~。というわけで今回は僕の過去のツイートをAIに読み込ませ、それで国語の読解問題を使ってもらい、実際に答えを考えてみる。
問1
高校時代から、馬鹿には見えない彼女がいていつも一緒に行動していると思い込むことで自らを慰めていたんですが、大学に入ってから少しずつ彼女が見えなくなっていき、去年の冬留年が決まったときに完全に消えました。
— soudai (@kageboushi99m2) 2014年10月6日
↓ 問題化

正解はできたんですが、問題として読解されると改めて辛いものがありますね。今となっては相当昔のことなので特にダメージはないのですが、その当時にAIが問題を作ってくれる制度がなくて良かったと思った。
問2
初めて三国志を読んだとき、僕は幼心ながら自分が馬謖がわの人間だと気づいていたので、「斬らないで〜、許してあげてよ〜、反省してるじゃん…」と思いながらページをめくっていたんだけど、斬らない空気が出てきてほっとしたところで斬られたので最終的にとてもショックを受けた。
— soudai (@kageboushi99m2) 2021年6月8日
↓ 問題化

自分で解いたら正解。まあこれは簡単でしょう。けれどたしかに文章全体を理解するうえで絶対大事だけど「直接」は言われていないことを聞いているので、ちゃんと国語の問題として成立しているなと思いました。AIで受験生の現代文対策って変わるかもな。
問3
「OK Google、このあと二次会さぼってふたりだけで飲み直そうよ」
— soudai (@kageboushi99m2) 2017年12月19日
『現在地付近の"バー" "お一人様向け"の検索結果を表示します』
「みんなには気づかれないように抜け出さなきゃね?」
『サイレントモードに設定しました』
「ふたりだけの楽しい夜に、なにしよっか?」
『Twitterアプリを起動します』
↓ 問題化

ちょっとテイストを変えた入力をしてみたのですが、問題としては解けるし、成立していると思う。誤答の選択肢もしっかりしていて、間違える人もいるんじゃないか。
それはさておき、これはちゃんと自分の頭で考えた「クリエイティブ」なツイートなので、国語の問題にしてもらってしっかり読解してもらえることのうれしさを感じますね。これから自信のあるツイートをしたらかならず題材にしてAIに国語の問題を作ってもらおうと思いました。
問4
採血本当に無理
— soudai (@kageboushi99m2) 2024年11月5日
たすけて
↓ 問題化

もうAIはちゃんと国語の出題ができるということがわかったので、最後はコーナーケースを攻めてみます。たった2行、11文字の、文章と言えるのかどうかすら怪しい卑近な文章。
……問題としては非常に簡単ですが、でも、言われてみれば、現実生活として実際に求められているのってこういう言葉の意味を正しく読み取ることなのではないだろうか。
むかし、世界で一番短い国語の問題について考えたことがあったのですが、そのときにも、文章の意味を理解するとき、その周辺の文章を長く読む必要ってそんなにないんじゃないかとちょっと思ったんですよね。必要はあるかもしれないけど、ひょっとしたらその周辺の文章を長く読むことでやっとわかる文章の意味というのを国語力として措定していいのだろうかと。むしろ逆に長く何ページも読ませることで、国語の苦手意識を作っている可能性もあるのではないかと。
まあそれは分かんないですが、自分のツイートを国語の問題にするのはとても楽しかったので、ぜひみなさんもやってみてくださいね。大人になっても、国語力をどんどん鍛えていきましょう💪