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Sum-of-the-PartsによるSBIホールディングスの価値推定

SBIホールディングス株式会社の企業価値評価(SOTP分析)

はじめに

本資料は、SBIホールディングス株式会社(以下、当社)の企業価値を、事業部門別価値合計(Sum-of-the-Parts)法に基づき多角的に分析・試算したものです。当社の多様な事業ポートフォリオを構成する各セグメントの価値を個別に評価し、それらを合算することで、企業全体の理論価値を明らかにすることを目的としております。

1. 企業価値算定の枠組み

当社の企業価値は、各事業セグメントの価値を個別に算定し、それらを合算するSOTP法を用いて算出いたします。また、一株あたりの理論株価は、算出された企業価値を発行済株式総数(6.7億株)で除して求めております。本評価は、2025年3月期の決算情報および直近の開示情報を基準としております。

2. 各事業セグメントの価値評価

各事業の特性に応じた最適な評価手法を適用し、その価値を個別に算出いたしました。

  • 証券セグメント:8,190億円 2025年3月期の当期純利益(455億円)に対し、国内ネット証券業界の平均的な株価収益率(PER)を参考に18倍を適用し、算出しております。

  • 銀行セグメント:6,930億円 連結純資産(6,300億円)に対し、ネット銀行としての高い成長性とNTTドコモとの連携効果を織り込んだ株価純資産倍率(PBR)1.1倍を適用いたしました。

  • 保険セグメント:2,160億円 保険契約の将来価値を示すエンベデッド・バリュー(EV:1,800億円)に対し、ネットチャネルの成長性を加味した1.2倍の評価をいたしました。

  • デジタル資産セグメント:5,494億円 当セグメントの純営業収益(808億円)に対し、海外の同業上場企業の評価水準を参照し、EV/Revenue倍率6.8倍を適用しております。

  • Solaris SE(当社持分70%):2,590億円 欧州のBaaS(Banking-as-a-Service)事業の将来キャッシュフローをDCF法により算出した現在価値(3,700億円)に、当社の持分比率を乗じて評価いたしました。

  • B2C2 Ltd.:1,898億円 暗号資産のマーケットメイク事業が計上するEBITDA(165億円)に対し、グローバルな同業の評価水準を参考に11.5倍を適用いたしました。

  • その他戦略投資:1,104億円 レオス・キャピタルワークスマイナビなど、未上場の戦略的投資先の価値については、直近の投資ラウンドにおける評価額から流動性リスクを考慮し、25%のディスカウントを適用しております。

  • ネットキャッシュ等:300億円 持株会社保有する現預金から有利子負債を差し引いた純額です。

3. 企業価値の総計と株価水準

以上の各セグメント価値を合算した結果、当社全体の企業価値3兆7,861億円 と算出されます。 これに基づき算定される一株あたりの理論株価5,651円 となります。

4. 感応度分析

本評価は特定の前提に基づいております。特に、市場環境の影響を受けやすいデジタル資産セグメントの評価倍率が変動した場合、理論株価は以下の通り影響を受けます。

評価倍率(EV/Revenue) 想定される株価水準 基準ケースとの差異
6.0倍(弱気) 5,555円 ▲96円
6.8倍(基準) 5,651円
8.0倍(強気) 5,802円 +151円

本評価モデルに関するご留意事項

本試算は、公表済みの財務データと一定の市場仮定に基づく一考察であり、将来の株価を保証するものではございません。実際の企業価値および株価は、今後の業績、金利環境、規制動向、そして市場全体のセンチメントなど、様々な要因によって変動しうることをご承知おきください。




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