今日は在宅勤務。朝から洗濯機を回す。
昼休みに図書館まで行って予約していた本を借り、帰り道は近所の小さな商店街でパン屋に寄る。今日の昼ごはん用。
商店街のスーパーの軒先で立派なイチゴが、若干傷ありらしかったが、なんと二パック五四〇円税込で売っていた。思わず手に取ると、おじさんが
「傷ったって本当大したことないんだ、嘘つきたくないから書いているだけでね!」
と言ってきた。購入すると、おじさんは嬉しそうに
「子どもにたくさん食べさせてあげられるよ!」
と声をかけてくれた。
がーん。
子どもはいない。子どもはいたら楽しかっただろうな。結婚はしたくなかったけど、子どもはやっぱり欲しかったかもしれない。
とはいえ自分の都合の良いタイミングで、何かをしてあげられる存在を欲するのは、文字通りご都合主義すぎる。
こんなんでセンチメンタルになるのはいまの自分に子どもがいないからではなくて、自分の子ども時代を幸福だった記憶を思い出すからかもしれない。
わたしはわたしのためにイチゴを買ってわたしにお腹いっぱいイチゴを食べさせてあげるよ。
イチゴは本当に立派で美味しかった。おじさん、サンキュな!