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一人旅が苦手な50代の私が、一人車中泊旅にハマった訳

木々に囲まれた中キャンプを楽しむななたびさん

キャンプもDIYも何もかも未経験のスタートで、50代からバンライフを始めた“ななたび”さん。「やってみたいと心惹かれれば、すぐに動いてみる」という行動力あふれる性格で、車中泊仕様へのDIYからYouTube動画の発信まですべて一人で進めています。一人旅は苦手だけれども、“一人車中泊旅”には魅了されたという理由は何だったのか、話を聞きました。

ななたびさん

ななたびさん
茨城県在住。2022年に車中泊に目覚め、23年にN-VANライフをスタート。一人まったり車中泊旅を楽しむ様子をYouTubeでも配信中。好きなものはキレイな景色、ネコ、ビール。
Instagram:@n.van.nanatabi
YouTube:ななたび / nanatabi車中泊

目次

 

キャリアもカスタムも、興味を持てば猪突猛進!

N-VANをカスタムし、一人気ままな車中泊旅を楽しんでいるななたびさん。白・緑・ベージュのお気に入りの3色で統一された車内には、シンクとキッチンスペースが完備され、まるで小さなカフェのよう。ステンドグラスをカスタムした木棚などインテリアにもこだわりが詰まっています。

後方から見たななたびさんのN-VAN車内

ウッド調の温かな内装のななたびさんのN-VAN

車中泊を始めたのは2022年冬のこと。50代になってふと、「今まで過ごしたことのないような、非日常の時間を作りたい!」と思い立ったのだそう。一人旅に出ようとも考えましたが、一人でレストランやホテルで過ごすとなんだかいつもそわそわしてしまう……。一人だけの空間で、自由に過ごせる旅のカタチはないものかと探していたときに出合ったのが、バンをカスタムして楽しむ車中泊でした。

「あるとき、キャンピングカーで車中泊をしている『クピ男の車中生活』というYouTubeチャンネルに出合い、こんな生き方があったのか! と驚きました。その後、野外のもりこさんchigisukeさんなど、N-VANをカスタムして車中泊を楽しむ方々の動画にたどり着き、『ビビりで一人旅ができない私でも、これなら気兼ねなく自分時間が過ごせそう!』と、答えに出合えた気がしました」

もともとクルマが大好きで、初めて乗った愛車は「日産 フェアレディZ」。スポーツカーへの憧れがあり、免許を取ってすぐの18歳で乗り始めたといいます。

18歳の頃のななたびさんとフェアレディZ

当時は“走り”を求めてフェアレディZを乗り回していた(写真提供:ななたびさん)

その後は、三菱・パジェロミニやダイハツ・タント エグゼを愛用し、2023年にN-VANを購入。野外のもりこさんに憧れて、「選ぶなら絶対ガーデングリーン・メタリック!」と即決したそうです。

現車 N-VANとななたびさん

自然の中に溶け込むガーデングリーン・メタリックカラーのN-VAN

「それまで、キャンプもDIYもまったくしたことがありませんでした。でも、一度興味を持つと、自分でやってみないと気が済まない性分で……(笑)。車中泊の諸先輩方はどうやって始めたんだろうと動画をとことん研究し、皆さんが使っているツールやアイテムを調べては購入し、カスタムの工夫を真似していきました。失敗しながら学んでいく体当たりスタイルで、少しずつ自分空間を作り上げていったんです

“興味を持ったものには猪突猛進”な強みは、生き方、働き方にも存分に発揮されています。現在は一般企業で経理職を担当しているななたびさんですが、ファーストキャリアはバスガイドさんだったそう。その後、保育士、経理とユニークなキャリアを重ねてきました。

バスガイド時代のななたびさん

バスガイドは楽しかったが過酷でもあったそう(写真提供:ななたびさん)

「バスガイドをやっていたとき、保育園や幼稚園の遠足に帯同することが多かったんです。そこで、保育士は子どもの成長に寄り添う素敵な仕事だなと思い、通信制の大学に入って保育士と幼稚園の先生の免許を取りました」

保育士時代のななたびさん

子どもたちがかわいくて仕方がなかったと振り返る(写真提供:ななたびさん)

保育士の仕事は大好きな職業だったそうですが、手に職をつけて長く働き続けられる道を考えたとき、ふと、保育園で働いている経理担当の仕事に目が向いたんだそう。

「これはどんな組織にも必要な仕事だ! と思い、またすぐに簿記の勉強をスタートし始めました」という、ななたびさんの行動力に驚かされます。保育士をしながら簿記資格を取得後、今に続く経理職へのキャリアチェンジを実現させました。

「経理は、ミスのない正確性が求められ、ルーティン業務も多い仕事です。平日はコツコツきっちり働くことが求められているからこそ、オフタイムは思いっきり自由に過ごしたかった。自分仕様にカスタムされた車内で、好きなように過ごせる車中泊の旅は、何にも代えがたい贅沢だと思いました」

 

一人旅は苦手でも、一人車中泊旅なら行ける!

初めての車中泊は自宅の庭先で、「車内なのにビールが飲める」という非日常感にワクワクが止まらなかったというななたびさん。その後、初の車中泊キャンプでは秩父・長瀞(ながとろ)のオートキャンプ場へ。それまでキャンプ場に行ったこともなかったそうで、周りがテントを設営している様子を目にして「テントも持たずに来てしまった!」と不安になったと笑います。

N-VANの納車を待つ間、「早く車中泊をやってみたい!」とタント エグゼで車中泊に挑戦。簡易フラットベッドを作った寝るだけ空間だったものの、クルマの中で寝ること自体が楽しかったそうです。

タント エグゼでの車中泊の様子

当時、乗っていたタント エグゼで車中泊(写真提供:ななたびさん)

「1泊2日のささいな車中泊キャンプデビューでしたが、クルマを止めて、バックドアを開けたときに車内から見た景色が本当にキレイでした。自分で決めて、動いて、できた! という達成感に、とても満たされた気持ちになりました」

誰かに合わせることなく、自分が選んだ目的地に好きなタイミングで向かい、好きな時間に食べて飲んで、寝て起きる休日。ホテルや旅館に泊まる一人旅では味わえない快適さがあるのだと話します。

車内でリラックスするななたびさん

好きなものだけに囲まれた空間で、ごろごろするのが至福のとき

「もともと、知らない人がたくさんいる中で“一人でいる”ことが、なぜだかすごく苦手なんです。周りの様子が気になって、うまくリラックスした気持ちになれないので、道の駅ですら一人でレストランに入ったことがありません(笑)。でも、車中泊なら自分だけの空間を旅先に持っていって過ごせるので、心の底からのんびりできます。女性一人では不安なキャンプ場でも、鍵をかけてしまえば安全が守られる、という安心感もあります

 

50代からのYouTube配信で広がった仲間と人生

そんな自分時間の様子を、YouTubeチャンネル「ななたび/nanatabi車中泊」で配信しているななたびさん。動画撮影、編集もすべて独学で始めたそうで、ここでもまた、“やると決めたらとことんやってみる”強みがいかんなく発揮されています。

現在は1カ月に1回ペースで楽しんでいる車中泊キャンプですが、「本当は2週間に1回は行きたい」のだとか。なかなか時間が作れない理由として、「動画編集に3~4日はかかってしまうから」と話します。

それならば、YouTube撮影なしのキャンプに行けばいいのでは……と疑問をぶつけてみたところ、ななたびさんにとって車中泊キャンプとYouTube配信は切っても切れない関係性なのだといいます。

「そもそもYouTubeを始めたのは、大好きな従姉妹が大きな病気で入院したことがきっかけでした。病気に負けず1日でも早く退院してほしくて、何か元気づけられる方法はないかなと思い付いたのがYouTubeでした。これなら病院にいても見てもらえるし、『何やらまた新しいこと始めてるな』と面白がってくれたらいいなと思い、挑戦してみることにしました」

火吹き棒で焚火をするななたびさん

キャンプも焚火も50代になってから始めたななたびさんの挑戦を、従姉妹に見てもらいたかったんだそう

その後、従姉妹は無事に退院。YouTube配信の本来の役割は終えたものの、「YouTubeをやってみると、そこからコミュニティが広がり、思わぬつながりがどんどん生まれていく」ということに気付いたといいます。

「視聴者の中には、DIYやキャンプ、車中泊バンライフを楽しんでいる方も多く、コメントや質問をし合う中で、“仲間”意識が芽生えていくような感覚があるんです。お互いに、おすすめアイテムを教え合うこともあり、皆さんとてもオープン。車中泊仲間に少しでも参考になるように、いい情報は共有していこうという思いでつながっている、そんな温かさがありました」

さらに、ななたびさんにとって、憧れの存在だった野外のもりこさんやchigisukeさんが、「同じYouTube仲間」としてコメントの返信をしてくれるのも、うれしい驚きでした。

「キャンピングカーに乗っている方たちとはYouTubeを通してつながり、オフ会を定期開催するような仲になりました。N-VANユーザーが集まる“N-VANの集い”ではchigisukeさんと直接話して、『有名人と会えちゃった!』と興奮したことも。それまで自分には縁のない、すごい人たちがやっていると思っていたYouTubeも、一歩踏み出してみたら、尊敬すべき仲間ができて、世界がぐんぐん広がっていきました

車内でコーヒーを飲みながら笑顔を見せるななたびさん

「カスタムも車中泊もYouTube配信も始めたことで、また新しい世界が広がっていきました」

どう撮ってどう編集するか、全部自分で決められるところもまた、YouTubeの面白さなのだそう。“自由さ”に惹かれて動くチャレンジ精神は留まるところを知りません。

後編では、細部までこだわり抜いた、ななたびさんのN-VAN車中泊仕様へのカスタムのポイントをご紹介します。

 

文/田中 瑠子
写真/やまひらく
編集/くらしさ(TAC企画)
撮影協力/&GREEN 龍ケ崎

 




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